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Day43.無意識の関連付けが強い根を育てる話

概念とか抽象的な話をしがちなのだが、この性質は一体どこから来たのだろうと考えていた。
今日、とあるフォロワーさんの記事を読んでいて、もしかしてこれってオブジェクト指向じゃない?
と閃いた。

とあるフォロワーさんの記事▷

いつも楽しく読ませてもらってます。
それとともに、オブジェクト指向知らなくても抽象化って概念にたどりつくってできるんだ‥!?
と尊敬の眼差しで見ていたりします。
※オブジェクト指向も知ってるよ、って場合はすみません。

閑話休題。


■抽象化とオブジェクト指向

プログラミングをしなくなってから早何年?
10年近くになるのかしら。
それでも新人のときに耳が痛くなるほど聞かされたそれらはちょっとやそっとでは風化しない。

オブジェクト指向について知りたい方はこちらの記事をどうぞ。


以降はシステムチックな話題になるので、興味のない方は遠慮せず読み飛ばしてほしい。

オブジェクト指向をたたきこまれた私達は、
概念や抽象化という言葉におそらく抵抗がない。

クラスは概念、インスタンスは実態。
当初はわけがわからず講師が呪文を唱えているようにしか思えなかったが、プログラミングの知識が身についてくるとなるほど。という感覚になる。

たとえば人間という概念があったとして、それはあくまでも概念であり実態ではない。
それをインスタンス化することで、システムの世界では実態を得ることになり、人がイメージしやすい言葉でいうなら太郎、悠二、由紀、という個人になる。

さらに冒頭のフォロワーさんの記事での「抽象化」も、「継承」という形でオブジェクト指向では表現されている。

先ほど、上位のクラスには共通の性質が、下位のクラスはそこに独自の性質が加わると説明しましたが、オブジェクトが抽象化、または具体化する過程で定義される性質があります。
上図の「犬」は「生物」という性質を有する「哺乳類」という性質をもつように、下位のクラスは上位のクラスの性質を受け継ぐ、つまり、継承していますよね。


このように、既存のオブジェクトのコードを再利用して新しいオブジェクトを生成することを「継承」といいます。

https://techmania.jp/blog/programming0004/

ちなみにオブジェクト指向で言うところの「抽象化」は、外側に見せる部分を制限することと定義されているよう。(ようというのは遠い昔すぎて若干知識に不安があるから。保身に走った接尾辞。)
中身の構造を知らなくても使えるようにする、という説明を聴いて、なるほど、だからわたしは中身の仕組みを知りたがった上に、知れば知るほどわからなくなるのか。
なんて納得したりしました。

これは余談なのですが、先日推しのダイヤング氏の占い動画をみていて、

あなたは多角的な視点をもっていて、色々な考え方を理解できてしまうから、関係が近くなればなるほど、相手の考えもわかってしまって、何も言えなくなる性質がある

https://youtube.com/@DaiYoung_Tarot?si=zGgV1YZ43-CnBSJ2

というようなことを氏が言っていた。
なる‥ほど‥?そうかもしれない。
と納得するなどしたのでした。
ダイヤングさんの動画だったのは覚えてるんだけどどの動画だったのか思い出せなくてごめんね。

■すべてが一本に繋がる感覚

最近この感覚を意識することが多々有って。
それは資格の勉強のときだったり、仕事中だったり、誰かと話しているときだったり様々なのですが、これまで見聞きしてきた物事が、突然紐づくという感覚、わかる方いますか?

全然関連しない物事が突然繋がって、つながった瞬間、これまで気に留めていなかった事象や事柄に意味を見つけるというか。

その感覚があることで、わたしはこれまで資格や仕事で結果を出すことができたのだろうと思うのです。

一見すると、関係ないような内容でも、
記憶の中から、もしかしてアレのことじゃない?
アレってそういう意味だったんだ?すげーや。ってなる。

直近で感じたのは色彩でグラフィックデザインの単元を勉強していたときに、あれ?これってペイントとかクリスタに出てくるあれのことだよな?
あー!あの謎グラデーションとか突然色が選択できなくなるのってそういう意味だったんだ!?
なんにもわからず使ってたわー!
って。
(あたま悪そうな語彙でほんとうにごめんね)

この関連付けは、本当に意識せずやっていて、
それが普通だと思っていたから
世の中に情報を点で見る人と、線、関連付けで見る人と2通りいるってことも最近知ったんですよね。

■いろんな情報に触れること

ADHDの特性でもありますが、飽き性で衝動的。
気になったことはやってみなきゃ気がすまない。
そんな性質のおかげで、多趣味。
いろんな情報を少しずつつまみ食いしている。
そうして様々な情報に触れることで、そこに紐づけられる知識の母数が増えます。
その時はなんの役に立ちそうもない情報でも、
あとから何かの土台になることもある。

そしてそれは私の生き方の土台でもあります。
とにかく柱を1本に絞る、ということが苦手で、仕事も勉強も、人間関係も、ココしかない。
という状態にしてしまうとそれがプレッシャーになってしまう。
1本がうまくいかなくても、ほかの2本が稼働していれば、うまくいかない1本にしがみつかずに済む。
そういう生き方ができるのは、自分の特性あってこそだと思います。

それがあったからこそ、今回も記事にできたわけです。
フォロワーさんの記事と、オブジェクト指向、タロット占い。
これらを紐付けようとするやつ、そうそう居なくない?
noteユーザーさんの中にはいそうだけど。
現実世界では会ったことがないので割と特殊なんじゃないかと思っていたりするのです。

だからこそ、こうしてnoteで色んな方の記事に触れることでわたしの中の枝葉はどんどん伸びていき、根は太くなっていく。
ネットという顔の見えない、けれどすぐそばに確かに存在するひとたちも、わたしにとっては柱のひとつです。
出会ってくれてありがとう。

■おわりに

こんなとりとめもない記事に最後まで付き合ってくれてありがとう。
こういう話こそstand.fmですべきでは?
と思わなくもないけど、衝動がとめられなくて文字にしちゃったんだよね。
ちょっと実家に帰ってて、音声録音ができないからさ。やりたいと思ったときにすぐやらないと、すーぐ忘れちゃうから。

最近やたらオブジェクト指向が気になってたのは今日のためだったんじゃないかとすら思う。

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