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新規事業がうまくいかない理由~「やってみないとわからない」という思考停止で進めてしまう~

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。

●学んだこと

新規事業がうまくいかない理由⑪:
「やってみないとわからない」という思考停止で進めてしまう

新規事業の失敗には、やる前に調べたり考えたりすることで回避できるものが意外に多くあるそうです。

例えば、次のようなことを徹底することで、多くの情報を得られるといいます。

・顧客にインタビューする
・モックアップやプロトタイプ段階で顧客に見せる
・国内外の競合のWebサイト、IR資料、社長のインタビュー記事を読む
・類似ビジネスモデルの企業に話を聞きに行く
・営業やマーケティング、開発手法を先人に聞きに行く

起業家や新規事業責任者は高い熱量で仕事に取り組むがゆえに、周りの意見が耳に入りにくくなり、自分たちのケースは特別だから成功できると思いこむことがあるそうです。

時にはその思い込みが成功を引き寄せることもあるものの、常に冷静に情報を吟味し、意思決定する姿勢を忘れないようにすることを筆者は勧めています。

●考えたこと

まずは頭で考えすぎずにやってみることは、自分が今意識していることですが、調べられる範囲で全力で調べる重要性を改めて実感しました。

高い熱量に起因して、周りの意見が聞こえにくくなることがあるという実例は忘れないようにして、客観的に自分や事業を見たり、論理的に筋が通っているのか見直すことは意識していきたいです。

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