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PMFの段階で大企業に導入してもらう際の懸念点

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「14社から学ぶPMFの実現と事業成長ノウハウ」を読みました。

●要約

PMFの段階で大企業に導入してもらう戦略は、マーケティング上のメリットは大きいものの、汎用性が低く横展開しにくいカスタマイズを求められることもあるそうです。

そこでのFLUXの対応方針は、徹底的に顧客要望に寄り添うことだったといいます。

本来は請け負うつもりのなかったカスタマイズや、プロダクトそのものを変えてほしいというフィードバックにも真摯に対応したそうです。

ただし、この方針は全てのサービス・プロダクトに当てはまるというわけではなく、FLUX のターゲットの業界・企業規模が絞られていたことが大きく影響していたといいます。

●考えたこと

使ってくれている少数の顧客の要望に全力でこたえていこうというスタンスは、ほぼ全ての新規事業に通じそうです。

圧倒的に唯一無二のもので、競合もおらず、「これがないと無理だ」と顧客に思わせるレベルの需要がある場合だけが例外なのかなと思いました。

また、大きな影響力を持つ顧客に最初に使ってもらう際は、使ってもらえて良かったと安心するのではなく、今後要望への対応にリソースが大きく割かれる可能性があることを考えるようにします。


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