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顧客に受け入れられるわかりやすいコンセプトを生み出す?
今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「コンセプト創出」を読みました。
●学んだこと
4つ目のPMFトリガーは、顧客に受け入れられるわかりやすいコンセプトを生み出すことなのだそうです。
例えば、プレイドのPMFストーリーでは、プロダクトのダッシュボードのUIを変更したことで顧客の反応が変わったというエピソードがあるといいます。
Webサイトやアプリのデータ解析のダッシュボードは、ユーザー行動をサマライズするものだという当時の通説に反して、あえてサマライズせずユーザー一人ひとりの行動や状態を見せたことで、価値が伝わったそうです。
また、HERPでは、全社員が採用に参加し、採用の質と成果を高めていくことを「スクラム採用」と名付け、PMFに近づいたといいます。
もともと「全員参加型採用」と名付けていたコンセプトでも受注率が上がっていたものの、「もっとわかりやすい、独自のキーワードにした方が良い」とアドバイスを受けて「スクラム採用」に変更、数週間で業界に広がりを見せたほどだったそうです。
●考えたこと
ほぼ変わらない変化でも、顧客から見たら価値が爆上がりすることも少なくないという、視点を少し変えてみることの重要性が改めて分かりました。
また、スクラム採用という名前については、以前受けたセミナーでも見たことがありましたが正直どういうことか分かりませんでした。
全員参加型採用と呼ぶ方が、万人がその意味を察することができそうですが、第一人者としてスクラム採用という言葉を創り出すことに大きな意味があるのだなと勉強になりました。
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