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コドモンのPMFトリガー

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「現場での観察とヒアリングを重ねる~コドモンの場合~」を読みました。

●要約

想定通りにPMFできなかったコドモンですが、顧客の声を聞きながらプロダクト改良を続けた結果、補助金という時流の変化が訪れ、事業は成長軌道に乗ることになったといいます。

そこでトリガーになったのが、「保護者の満足から保育士の業務省力化への軸の変換」と「保育園の書類業務をサービス上で管理できる機能を用意したこと」なのだそうです。

補助金活用をフックにして、まずはイノベーター層が動き出し、検索エンジンやDM経由でも問い合わせが急増。

もともとWebマーケティングの知見があり、かねてからSEOなどの基本的施策に取り組んできていたことも功を奏したといいます。

●考えたこと

地道に基本的な取り組みを繰り返した結果、補助金給付という流れに大きく乗ることができたのだなと思いました。

自分も、今後満を持して公開したプロダクトがうまくはまらなかったとしても、顧客の声を聞き続けることや、受け皿になるHPを見つけられやすくすることを継続していきたいと思います。

また、訴求コピーを保育士の業務効率化⇒業務省力化にするなど、業界や状況にあわせた少しの変化がPMFの鍵になることも学びになりました。

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