市況の変化に的確に対応して、PMFに繋げる

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「市況変化への対応」を読みました。

新規事業を成功させる PMF（プロダクトマーケットフィット）の教科書 良い市場を見つけ、ニーズを満たす製品・サービスで勝ち続ける

●学んだこと

7つ目のPMFトリガーは、市況の変化に的確に対応することだといいます。

代表的な市況の変化は、たとえば以下の事柄をきっかけに生まれるそうです。

・法改正
・コロナ、震災などの災害
・働き方改革などの社会情勢の変化
・インターネットやスマートフォンなどの技術、端末の急速な普及

実際、タイミ―は、コロナ禍でそれまでの主要顧客だった飲食店が休業し、一時は売上も激減したものの、飲食のデリバリー、小売、物流業界に対してサービス提供したことでコロナ禍でも最高益を達成したといいます。

また、うるるのfondeskは、コロナ禍のリモートワーク需要の増加をきっかけに、マーケティングメッセージを「生産性を上げるならfondesk」から「リモートワークをするならfondesk」と変更し、急成長につなげたそうです。

●考えたこと

まさにコロナ禍で、仕事が激減した映像関連の知り合いの会社が、手の洗浄液噴射と検温をする端末を製作して利益を上げていた話を思い出しました。

ピンチはチャンス、とその会社の代表は言っていたそうですが、僕を含めてピンチをチャンスに変えられない人間が多かった中で、それを実行に移していたのはすごいなと感じています。

急激な市況変化には、肝が据わっているかどうかが試されると思うので、コロナ関連で目にした良い乗り越え方を記憶して準備しておきたいと思います。