14社から学ぶPMFの実現と事業成長ノウハウ～FLUX～

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「14社から学ぶPMFの実現と事業成長ノウハウ」を読みました。

新規事業を成功させる PMF（プロダクトマーケットフィット）の教科書 良い市場を見つけ、ニーズを満たす製品・サービスで勝ち続ける

●学んだこと

最初に紹介するPMFの実例は、パブリッシャー向けのオンライン売上最大化サービス「FLUX AutoStream」を展開するFLUXだといいます。

同社は2021年3月に10億円の資金調達を実施し、急成長を遂げているものの、PMFの期間はプロダクトの汎用化にも組織拡大にも着手せず、ひたすら顧客満足度向上に注力したそうです。

PMFに至った手ごたえを持ったのは2019年後半から年末、売上に反映されたのは2020年の年初だといいます。

創業社長の永井氏によると、創業当初は日本のメディア企業にとって馴染みがなかったため、時間をかけて説明し導入してもらい、少数の人に使い続けてもらうステップが必要だったそうです。

しかしPMF後は、紹介での導入・導入前提の問い合わせが増え、営業に行った瞬間に受注が決まることも多くなり、営業時の獲得率は50～60％にも上っていたといいます。

●考えたこと

ずっと気になっていたPMFの実例を掘り下げて説明する章に入ったので、楽しみに読み進めつつ、特に気になったものは別途本を読むかネット記事を漁ってみようと思います。

まずは、PMFが、岩が自然に坂を下っていく状態だということがこのFLUXの例からもよく分かりました。

明日以降、具体的な過程での出来事を学んでいきます。