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PMFの定性的な指標とは?

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「PMFの定性的な指標」を読みました。

●学んだこと

新規事業立ち上げ初期では、ユーザ数や顧客企業数が少ないことで、前節で学んだショーン・エリステストやNPSでは定量的に傾向が見出せないこともあるそうです。

その場合、定性的な指標を持っておくことも重要になり、具体的には以下のようなものがあるといいます。

・商品ができていないのに契約がとれる
・商品の熱狂的なファンが存在する
・今まで社長しか売れなかった商品が新卒1年目やインターン生でも売れるようになる

著名投資家のマーク・アンドリーセン氏も、「顧客が製品に価値を感じていない、口コミが広がっていない、利用量がそれほど急速に増えていない、ぼんやりしている、セールスサイクルが長いといった状況は、PMFが起こっていないと判断できる」と語っているそうです。

●考えたこと

この定性的な指標が想像しづらいのは、自分がまだPMFを経験していないからかなと思います。

noteで「PMFを実感した瞬間」などのタイトルの記事を読んでいると、たしかに熱狂的なファン・止まらない問い合わせがあると書かれており、早く自分も経験してみたいと感じています。

今かかわっている自社サービスは、筆者の言う通りNPSなどの定量的な計測がまだ有効か分からないぐらいの段階なので、定性的指標も併せて頭の片隅に置いておきたいです。

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