新規事業がうまくいかない理由~虚栄の指標を追ってしまう~
今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。
●学んだこと
新規事業がうまくいかない理由⑧:
虚栄の指標を追ってしまう
虚栄の指標をクリアしていると、事業があたかもうまくいっているかのように見えてしまいますが、本質的なPMFで追うべき指標とはずれているため注意が必要なのだそうです。
具体的な虚栄の指標は、以下のようなものが挙げられるといいます。
もちろん、虚栄の指標といえど、組織に勢いや高揚感をもたらしてくれる効能はありますが、その効能とPMFの探索は切り分ける必要があるそうです。
PMFの指標としては、受注数・カスタマーサクセスしている顧客の有無や数などが挙げられるといいます。
自分たちが追っている指標が虚栄の指標ではないか常に注意するべきだとまとめていました。
●考えたこと
広告のABテストで、クリック数やクリック単価という虚栄の指標を見ているだけでは優劣がはっきりしなかったものの、CVという真の指標を比較すると差が歴然だったということを、つい最近経験しました。
これをPMFにおいても気を付けろと、より深い意識付けができた気がします。
自分がかかわる自社サービスは、まだ勢いづいてきたばかりのため数値の波が激しいですが、ゆくゆくはしっかりと指標を定めて、観測・分析ができるようにしていきたいと思います。
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