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新規事業がうまくいかない理由~スモール過ぎるスモールスタート~

今日は、『新規事業を成功させるPMFの教科書』の「新規事業がうまくいかない理由」を読みました。

●学んだこと

新規事業がうまくいかない理由⑫:
スモール過ぎるスモールスタート

新規事業の世界では、小さく始めて大きく育てることが推奨されていますが、「小さく始めれば良い」というわけでもないそうです。

スタートが小さすぎる場合に起きる弊害が2つあるといいます。

●検証に耐えうる十分なデータがたまらない
10件商談しただけではPMFを判断できない。
市場のセグメントの1つでPMFしなくても、その他のセグメントではPMFするかもしれない。

●得られる情報が少なく、PMFに繋がる学びを得づらい
広告費に10万円使った場合と100万円使った場合では、新しい見込み客に出会える数にかなり差が出る。多くの見込み客と接点を持つほど、彼らの課題や購入のボトルネックを把握できる。

スモールスタート自体は推奨するものの、上記の弊害を起こさない程度に投資はしなくてはならないとまとめていました。

●考えたこと

まさに新規サービスにかかわる中で、スモールスタートでどこまでやるかが難しいなと思っていたので、よく理解できた気がします。

最初から万事うまくいくようなことはほぼないと考えて、そこからPMFしていくための材料が集められる形でスタートしなくてはならないと分かりました。

これからも適切・スモール過ぎるの基準の判断に困ると思いますが、学んだ2つの弊害を基に、どこまでやるべきか考えるようにしていきます。

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