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転ぶ前よりも、たくましくなること

ない。
特急券がない。
あーぁ、やっぱりやってしまったか…。

たとえば、北陸新幹線で関東エリアに向かう際には、事前に席を予約し、Apple Watchでそのまま金沢駅の改札を通過する。戻ってくるときも然りである。
これが関西、中部エリアになると事情が違ってくる。あっちの業界の大人の事情があり、向こうで降りる駅、あるいは向こうで乗る駅によっては、乗車券や特急券を発券してもらわなければいけないケースがある。

正解から言うと、私の場合、それらの券は一旦財布の中にしまってしまうことだ。そうすれば、財布をなくさない限りは券を紛失してしまうこともない。

それを億劫がって、ジャケットやパンツのポケットに入れてしまうと、一緒に入っているスマホやハンカチ、マスク等を取り出すときにポロッとやってしまうのだ。

スマホケースの摩擦が余計な仕事をしてしまうのです

今回も、米原で乗り換えの際にやってしまったんだと思う。だから、米原から金沢までの特急券を再度購入することになった。落ち込みすぎてて、新しい敦賀駅を堪能する余裕もなかった。


さて、何が凹むって、先ず、何も生み出さない費用が発生すること。本来はなくてもいい費用だ。だったら、他に使い道があるだろう、って。

仕方がないから、今度から気をつけることにする(小学生か!)。実際に、具体的な被害額(お前が悪いんだろう!)があると、本気になる。この悔しい思いを二度と繰り返すか!

ん?ちょっと待て。

百歩譲って、そういうミスが起こりうるのは仕方がないとしても、今回の問題は、このミスが実は想定されていただろう。というのも、ポロッと落ちたものの、気づいて紛失を免れたケースは少なくとも今まで2回もあった。
それなのに、億劫さが勝ってしまったわけだ。過去に起きたのは「たまたまだろう」と安易に過小評価して。

決めた!
今回、数千円分の勉強代を支払って得た教訓は、「乗車券等はポケットに入れずに財布にいれること」というミクロな話ではない。
仮に行動変容が、具体的な数値(再購入費)をきっかけに起きるのであれば、その上を目指す。つまり、被害(だからお前が悪いんだろう!って)にあって、具体的な痛みが目に見えて初めて行動を変えるのではなく、見えなくても気づいたら変える。「起こり得る」ことは100%「起きる」こととする。
整理すると、
起こり得るミス、ロスに気づけば躊躇することなく行動を変えることで手を打つ。
これが、全力中年としての今期の行動指針の第二弾だ!


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