何も起こらない4連休の過ごし方<前編>
4連休である。国民が思いもよらぬ形で得た祝日である。その実ぜんぜん「祝」日ではなく、なんとなく市井もメディアも、なぜ連休なのかについてはあえて口に出していない感じを受ける。「いいから! いいから休んで! いいから!」と何かに背中を押されてドアの向こうに押し込められたかのようだ。
とはいえ休みには変わりない。暗い事情はともあれ存分に休むべきである。連休の日数が多いほど怠惰で無為に過ごしがちであるから、今回は日記をつけることにした。書く価値も読む価値もなさそうだけれども、連休も