大人ってなんだろうなと散文
なんとかなると思うとなんともならなくて
どうにでもなれと思うとどうにかなって
そんな繰り返しであえて逆を選んでも上手くは行かない
どうでもいいやと投げ捨てたのに
それを拾われて届けられることもある
いい年した人に知らないだろと言われることを
それ以上知ってることもある
曖昧な笑顔が張り付いたまま過ごす毎日を
シャワーで流して寝るのに夢ではおべっか使ってる
大人になるということは、魔術師のように見せたいところだけ見せて、都合の悪いところから目をそらせる腕を磨くこと
人間なんてリラックマのように一皮脱げばおじさんが出てくる場合もあるし、ミッキーマウスのように布一枚を誇りを持って纏って演じてるエンターテイナーもいる
明日が来るか来ないかは何かに決められていて、望まなくても望んでもその結果は変わることがない
そんなボンテージのようなペルソナの中で不条理の数だけ信じることを辞めるのが大人ってやつなんじゃないかと思う。
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