見出し画像

産科医を選んで出産病院を決める??

いつもは週末に夜勤をするんですが、月曜の今日、珍しく夜勤をしています🌛
もうすぐ4時。
眠くなってきた。。。(-_-)zzz

あたしが働くのは私立の病院です。
オーストラリアでは『プライベート』と呼んでいます。
オーストラリアでの出産の場合の選択肢は日本と似ていて、公立病院(『パブリック』)か私立病院(『プライベート』)、もしくは開業助産師(『プライベートミッドワイフ』です。
多くの人はパブリックを選んでいきます。
というのも、パブリックの場合、妊娠から産後まで、医療費が無料たからです。
パブリックの病院についてはまた次回。。

では、あたしが働くプライベートにはどんな人が来るのか。
多くの場合は産科医を選んでやってきます。
(NICU併設だから、などと病院を選んでくる方もいます。)
周りからの評判だったり、妊娠前から基礎疾患の治療や不妊治療のために産科医にかかっていたからという理由から選ぶことが多いように思います。
これってどうなんだろ、っていつも思います。
産科医は医者。病気を治す仕事です。
その医者が自然な現象である出産に関わると早くから医療介入が入ったり、会陰切開や帝王切開の割合も多いような気がします。
実際、あたしたち助産師たちの間でも、あのドクターにかかっている女性たちは帝王切開だね、とか、会陰切開だよ、とか、話すことが多々あります。
高いお金を払って産科医を選びやってきたのに、帝王切開後など何か心配なことがあって夜中に電話すれば、こんな夜中になんなんだ!的な対応をされることも。。
その対応を受けるのはあたしたちで、お母さんでは無いんですけどね。
高額な待機料をもらってるのにどないやねん!!と思わずにはいられません。。

出産もその後の母乳育児や新生児との生活も、基本は自然の営み。
病気ではありません。
産科医はどうやって陣痛を乗り越えるか、どう息むのか、どうおっぱいを飲ませるのか、どうやって赤ちゃんを寝かせつけるのか、などみてくれません。
そこはあたしたち助産師の仕事です!

産科医ではなく、『この助産師にみてもらいたかったの!!』と助産師を選んでやってくる日が来るといいなぁ、といつも思ってます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?