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届け17歳:映画『レディ・バード』からの新たな旅路の準備

この作品が伝えることと感じたこと

漠然と進路や将来の不安を感じることがあるだろう。それは誰にでも。特に学生は進路という、子供から大人に変わる転換点に向き合わなくてはならない。正解のない道に進んでいく僕らに背中を押し、羽ばたかせてくれる映画『レディ・バード』

レディ・バードはA24の作品の中でも、リアルに思春期の気持ちを代弁してくれる。内容は主人公のクリスティン・“レディ・バード”・マクファーソン(シアーシャ・ローナン演じる)が、高校最後の年を過ごす中で、自分のアイデンティティを見つけようと奮闘する姿を追う。彼女はカトリック高校に通いながらも、ニューヨークの大学に進学することを夢見ており、家庭内や学校での関係、人間関係、初恋、友情といった様々な問題に直面しそこで成長していく物語である。家族愛や仲間の大切とアイデンティティの面において胸を掴まれる作品である。

A24について

A24は、映画やテレビ番組の制作および配給を手掛ける独立系のエンターテインメント会社です。2012年にダニエル・カッツ、デビッド・フェンケル、ジョン・ホッジスによって設立されました。A24は、その独特でしばしば前衛的な映画制作アプローチで知られており、「ムーンライト」(2017年のアカデミー賞作品賞受賞)、「レディ・バード」、「ヘレディタリー/継承」、「アンカット・ダイヤモンド」などの高く評価された作品を手掛けてきた。

A24は、革新的でオリジナルなコンテンツを支持しており、新進気鋭のビジョナリーな監督とのコラボレーションを頻繁に行っている。同社のプロジェクトは、強力なストーリーテリング、独特のビジュアルスタイル、複雑なキャラクターを重視することが多く、現代の映画業界において重要な役割を果たしている。

個人的に好きなのは、『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』
https://youtu.be/xheZloKro1I?si=nYtV3NyVW1dpGlyr

レディ・バードが刺さった理由

高校生になり、漠然と将来や進路という新たな旅立ちの準備期間にいると不安を感じることになる。映画では、その気持ちがリアルに映し出せれとおり、自然と自分自身と照らし合わせて、役にのめり込んでしまう。

僕らがこの映画から学べることとしては、家族愛や本当の仲間の大切さそれはきっと将来のことや進路よりももっと大切なことだろう。

この映画は心が浮いたり沈んだりする高校生に是非見てほしい。

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