8歳息子の一人旅に涙する母
あけましておめでとうございます!
noteを始めて2年3か月ほど。
1年目は、毎日のように更新を頑張ったのですが、昨年は多忙すぎて更新が少なめでした。今年は、昨年以上に仕事とプライベートを充実させたいと思っているので、noteも書けるときに気ままに綴っていけたらいいなとおもっています。
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この冬休みを利用として、8歳の息子が一人旅をすることになった。飛行機に乗って、祖父母の家へ。
初めての一人旅、何日も前からずっとそわそわしていた息子。
「空港までは送っていくし、飛行機はCAさんがいるよ。向こうに着いたら、ばあばやじいじがいるし、大丈夫!」
そう息子に向かって大丈夫大丈夫と連呼していたわたしだったが、どうやらわたしのほうが不安だったらしい。
空港に行き、息子を無事に見送るまでドキドキが止まらず、息子が飛行機に乗り込むと涙が出てきた。
帰ってくるまで数日間会えないことがまず寂しい。
あの子が生まれてから初めてだから。こんなに長く会えないのは。
飛行機は無事につくだろうか。わたしが一緒に乗っていれば…心配だ…
息子が赤ちゃんのとき、飛行機が天候悪化で着陸できなくて、引き返したことがあった。そのときのことを思い出して、ますます心配になった。
弱視難聴があるわたしの子育ては、この8年間大変だなと思うことが多かった。これからもまだまだ大変なことが起きるかもしれない。
それでも、泣かずに飛行機に乗り込む頼もしい息子を見たら、ものすごいスピードで成長をしているのを感じて。嬉しさもあるけど、寂しさもこみあげてきた。
もうママから離れたくなくて泣いていた時期は、とっくに過ぎたのだと。むしろ、ママが寂しくて泣いているなんて。
向こうにつく時間、最近買ったばかりのキッズ携帯の電源が入った。
「ついたの?!」
すかさずメールを送るわたし。電源が入るとほぼ同時に。
息子は
「うん。」
わたしは、つづけて
「寂しかったんじゃない?ひこうき」
と送った。
「うん!!」
ビックリマークがついた「うん」がきた。
はじめて、ただのビックリマークがかわいく見えた。
無事に祖父母に会えた連絡もきて、やっとホッとしてわたしもすっかり元気が出てきた。
一週間もすれば元気に帰ってくる。きっと、一つ難しいことをクリアしたようなドヤ顔をして帰ってくる。
そのドヤ顔の息子に会える日が待ち遠しい。
「可愛い子には旅をさせろ」
まだ小さい息子にとっては大冒険。
良い旅になるといいなぁ。
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