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リサイクルサービスの本当のねらい

ファストファッションの古着のリサイクルって一時期流行りませんでしたか?
「古着を持ってきたらリサイクルします!」
っていう宣伝を見たことがあるのではないかと思います。

自分では使わなくなったものを捨てるのではなく、再利用に回すという、theエコです。

問い

ただ、この古着のリサイクルですが、環境にやさしいというだけではなく他にも事業者側のねらいがあるようです。
世の中のためになるからリサイクルするという考えだけではないみたいです。

このnoteでは、「おぉ!確かに」が口癖の「でかぷりお」が、見聞きしたものに対して無理矢理、あまのじゃくなポジションを取り、そこから感じたことをメモっています。

回答例

自宅のタンスやクローゼットの空き容量が増えることで、次の購買行動につながるためです。

リーズナブルな服が市場に出回ったことで、購入のハードルが下がり、タンスやクローゼットの容量がパンパンになっている人も増えたのではないでしょうか。

所有している服をリサイクルに出すことで、タンスやクローゼットの空きが発生して次の洋服を買いたいという心理になるという見解のようです。

確かに、収納場所が空くから買いたくなるという心理もわからなくもありませんが、少し強引な理屈にも思えます。
そもそも、「物を減らしたい」という考えからリサイクルに出す人が一般的なのではないでしょうか。

断捨離とかミニマリストという言葉が流行ったように、物を持ちたくないという人は増えています。

他に考えられることは?

であれば、物を減らした後に空きスペースを埋めたくなる心理にはなりにくいんじゃないかなと思います。
物が減っている状態に満足するはずなので。

消費者は2つのタイプに分かれるのではないかと思います。
安い物をどんどん買って家に物が溢れるタイプ。不足すると買いたくなります。僕ですね。
もう一つは、いい物を必要な数だけ買って手入れして長年使うタイプ。量より質にこだわるタイプですね。

リサイクルの事例ではこの両方のタイプを分けずに説明しているので納得感がないと思いました。おそらく前者を想定しての事例だったのだと思います。

なので、ねらいとしては間違っていないと思いますが、実際には、それぞれのタイプに対応した作戦が必要だと思います。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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