バスケットに興味がある人に伝えたい。ポジション編
こんばんは。一バスケファンです。
オリンピックで女子バスケットが銀メダルを獲得したこの勢いに便乗してバスケファンを増やそうと目論んでいる者です。
そんなバスケットに興味がある方、全く興味ない方、もちろん、既に知っているという方の目に留まればなと思います。
さて、今日はバスケットのポジションというものについて紹介したいと思います。
どんなスポーツにもポジションはあります。
例えば、スポーツを見ない人でもほとんどの人が野球のピッチャーは分かるのではないでしょうか?要は球を投げる人ですよね。
野球以外のスポーツで多いのはフォワードではないでしょうか?サッカーでいう主に点を取る事を仕事としているポジションですよね。
ではバスケットにはどんなポジションがあるの?という事で紹介していきたいと思います。
①PG(ポイントガード)
主に、パスでアシストをしたり、ゲームをコントロールしたりするのが役割です。
このポジションは主に小柄な選手が務めます。だからといって小柄な選手ばかりかというとそういうわけではありません。
NBAでも身長が2mより低い選手が務める事が多いのですが、マジックジョンソンという選手はCも務められる選手でした。
小柄でドリブルが上手で相手をかき回し、フリーの選手を見つける、監督の意向、ゲームプランを頭で組み立て、試合をコントロールする。コート内の監督という感じです。
主な選手と言えば、日本で言えば、初めてNBAの扉を開けた田臥勇太選手や現役で言うとBリーグ史上日本人初の1億円プレーヤー富樫勇樹選手、先日女子のオリンピックアシスト記録を更新した町田瑠唯選手などがこのポジションです。
世界の選手では先ほど名前を挙げたマジックジョンソン、NBAのアシスト記録保持者ジョンストックトン、現役では東京オリンピックにも出ていたデイミアン・リラードなどがいます。
ちなみにスラムダンクですと宮城リョータ、牧、藤間のポジションです。
②SG(シューティングガード)
イメージとしては点取り屋です。シュートの上手な選手が多い印象でしょう。
バスケットの神様マイケルジョーダンはこのポジションです。そしてもちろんコービーブライアントこの2人だけは書き忘れてはなりません。現役では八村のいるウィザーズのエース・ブラッドリービールなんかがこのポジションですし、オリンピックで男子日本代表をコテンパンにしたルカ・ドンチッチもこのポジションです。
このポジションの印象は“当たりだしたら止められない”です。現にコービーはNBAで81点というスコアをたたき出しています。(八村の最高得点が30点なのだから81点は化け物としか言いようがない)
ちなみにスラムダンクでは三井寿がこのポジションですね。
③SF(スモールフォワード)
フォワード!点取り屋!は間違いではないのですが、バスケットでは少し違います。
イメージとしてはオールラウンダーという感じです。
点も取る、パスもさばく、リバウンドも取る。全部やる印象です。
このポジションの有名選手はNBAのキングことレブロンジェームズ、カワイレナード、そして東京五輪でアメリカを金メダルに導いたケビンデュラントもこのポジションです。
小柄な選手も守らないといけないし、大きな選手とリバウンドも競わないといけません。時にポイントガードの役割をする選手もいる多彩なポジションです。
スラムダンクで言えば、流川楓、澤北とかがこのポジションです。
④PF(パワーフォワード)
もう、先にこの名前を出してしまった方がいいですよね。「桜木花道」のポジションです。
SFとPFなにが違うの?と言われると難しいのですが、SFは全部やるものの、少しだけ線が細く、主戦場をインサイド(ゴール下)というよりは外に求められる場合が多いです。
身長はSFとPFに大差はなく、ポジションもSF/PFと表記もされるのですが、よりインサイドよりがPF,よりアウトサイドよりがSFといった印象です。
どうしてもゴール下というのは当たりが強く、強靭な肉体が必要となってきます。後はどのプレイを好むかにもよります。なので説明が難しいですが、桜木に代表されるように「リバウンド」は重要になってきます。
SFよりもインサイド(中、ゴール下)寄り、C(センター)よりも機動力が求められるポジションです。
歴代の選手はティムダンカン、カールマローンという選手がいます。現役であれば先日NBAチャンピオンになったヤニス・アデトクンボなどがいます。
SGやSFに比べると地味ですが、きっちり仕事をこなすポジションです。
⑤C(センター)
主戦場をゴールに近い位置にいる大きな選手のポジションです。
スラムダンクで言うゴリや魚住の様にインサイドで体を張る選手のイメージですね。
歴代で言えば、シャキールオニール、現役なら東京五輪準優勝だったフランスのルディゴベアなんかもこのポジションです。
女子日本代表のキャプテン、高田真希選手もこのポジションです。
ただ、このポジション、昔はゴリのイメージだったのですが、今の女子日本代表キャプテン高田真希選手に代表されるように、外からのシュートも必要とされる時代となり、インサイドだけにとどまっている選手は非常に少なくなりました。
そもそも、Cといポジションがなくなりつつあります。
3Pシュートの多様化により、2点づつ取るよりも3点で取っていた方がいいという考えが主流となったため昔とイメージがガラッと変わりました。
それでも、ビックマンというのは非常に重要なポジションであり、インサイドが強くなければアウトサイドも決まらないので決して外してはならないポジションですね。
以上がバスケットにおける簡単なポジション説明でした。
身長が低い順にPG→SG→SF→PF→Cといった感じです。
まぁ現代は単純にガード、フォワードと大雑把に略されることもありますし、ポジション自体の変動も激しいです。
その証拠にスラムダンクでも本来PFあたりの仙道君がPGをやったり、桜木(PF)がゴリの代わりにCに入ったりもします。
私はゲームメイクが得意なPGのポジションが好きですが、どのポジションも魅力的です。ここに紹介できなかった選手は沢山いるので是非とも、バスケットを見る際に参考にしていただけたらなと思います。
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