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univariety #6 自分の将来像

J-WAVEの大学生・専門学生コミュニティWACDOESがお送りするポッドキャスト「空きコマスタジオ」、お聴きいただけましたでしょうか?

3月はアンケートをもとに大学生の実態を探る「univariety」を4回に渡ってお届け。
卒業シーズンでもある今月の配信では「在学生が聞いておきたいこと、卒業生が話しておきたいこと」というメインテーマのもと、卒業を控えた4年生と、大学生活初めの年を終えた1年生がざっくばらんにトークしています。

今週のテーマは「自分の将来像」について。
「将来のことって、いつ・どうやって決めるの?」
そんな疑問に対して、時に真剣に時にゆるく、私たちなりに考えてみました!

<まだ聴けていない方はこちらから>

このnoteでは、ポッドキャストに収まりきらなかった内容や番組収録の感想などをお伝えしていきます。

「将来像」というテーマにかけて、「小さい頃どんな夢を持っていたか?」というトークで始まった今回。本編では野球選手になりたかった男性陣2人の話題で盛り上がりました。
ちなみに私は、幼稚園生のころ密かに「園庭から温泉を掘り当てたい」という夢を抱き、通っていた園の砂場を毎日全力で掘っていました。熱々の温泉が湧き上がったかどうかは…察してください。

こんなふうに、幼いころの夢はなんとなく壮大でふんわりしたものが多いですよね。
しかし、大学生・専門学生ともなると、現実味を帯びた将来について考えなければならない時期がどこかでやってきてしまいます。

番組の中で4年生2人も「就活まであまり見ないようにして過ごしてきた」と話したこのテーマ。
世の学生たちはどう思っているのか?
さっそくアンケート結果を振り返っていきましょう。

○将来やりたいことがある在学生は7割超え、将来像が固まるのは3年以降?

今回のアンケートでは、在学生に「今の時点で将来やりたいことは決まってますか?」という質問を、卒業生には「将来像っていつごろ固まりましたか?」という質問をそれぞれしてみました。

在学生に質問:「今の時点で将来やりたいことは決まってますか?」(回答数28件)

約75%の人が、はっきりとではなくてもやりたいことがあるという結果になりました。

収録では、大学選びの時から自分の好きなことや、やりたいことを振り返りながら学部を探していったという話があがっていました。
大学入学時から、将来はこうしたいというビジョンをざっくり持っている人が多いのかもしれません。

卒業生に質問:「将来像っていつごろ固まりましたか?」(回答数25件)

こちらは、かなり数字が分かれる結果となりました。
しかし、3年生以降に固まったと答えた割合が約40%を超えています。
就職活動に伴って、はじめて自分の将来についてしっかりと向き合う、という人が多い時期なのではないでしょうか。

ここでトークは脱線し、就職活動の話題へ。
最近では1年生からインターンシップに行く人もいると聞き、3年生でやっと就活を始めた私は非常に驚きました。
一方1年生でワンデーのインターンに参加した4年生からは「1年から就活をしているという安心感しか得られなかった…」という声も。
焦らず、自分のペースで将来のことを考え、就活ができるといいですよね。

○やりたいことが見つからないときは…?

ここまで読みながら、「いや、やりたいこととか無いんだけど!」と思っていたそこのあなた。
お待たせしました。
「そもそも将来やりたいことが分からない、どうしたら見つかるの?」という悩みや疑問は、アンケートの自由回答でもたくさんいただきました。

本編では「失敗や苦手なことを含めて、色々な経験をしてみたほうがいい!」という答えが。
経験というと、サークルやWACODESのような学外団体への参加、アルバイト、旅行などが挙げられます。

私はその中でも、多種多様なアルバイトへの挑戦をおすすめします。
分野の異なるアルバイトを体験すると、自分にとって得意or不得意な仕事や、快適に働ける環境などを知ることができるからです。

例えば私は、ドラッグストアでの接客や展示会の案内、試験監督、模試の採点などの仕事をしてきました。
すると、
「接客や試験監督のように人とふれあうことは向いているな」
「同じ問題を採点すると飽きるから、単純作業は向いてないな」
など、自分が楽しく働ける仕事がなんとなく分かるようになります。

また、試験監督や展示会といった仕事では、いつも同じ環境で働くわけではありません。現場の指揮をとる人が変わることもあるため、どういった雰囲気の職場だと自分の本領が発揮しやすいかも知ることができます。

自分の特性が分析できてお金も稼げるため、一石二鳥かも?
春休みの空いた時間に、いかがでしょうか。


悩むことも多い自分の「将来像」。
今回の配信が、皆さんのこれからを考える上で役に立つのかは分かりませんが…そうしたことへの第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。
次回は「みんなに聞きたいこと」というテーマでお届けします。
お楽しみに!

文・いたみー(大学4年)

<「空きコマスタジオ」その他のエピソードはこちらから>


【お知らせ】
「univariety #5 在学中に成し遂げたいこと、今の自分は想像できたか」本編中、「ドイツ語で「壁」は男性名詞」と発言した部分がありましたが、正しくは「ドイツ語で「壁」は女性名詞」となります。


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