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いちご王国エルサレム?!JVCパレスチナ駐在員の日常


ごあいさつ

こんにちは。JVCパレスチナ事務所(東エルサレム事業担当)のMarikoです。こちらのnoteでは、初投稿。これからはJVCパレスチナスタッフの日常や生活の様子をこちらのnoteでお伝えしながらエルサレムやパレスチナのことを皆さんに身近に感じてもらえたらと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

エルサレムにはいろんな地域のイチゴが

私は12月末〜東エルサレムに住み始めて、現地の生活も2ヶ月が経ちました。あっという間に3月に入り、エルサレムでは春の陽気を感じる日も増えてきました。春といえば、日本もそろそろイチゴ🍓がスーパーの入口に鎮座する頃でしょうか。

エルサレムで暮らし始めた12月には、すでにお店の片隅にイチゴのパックが並んでました。下の写真は、JVCパレスチナ事業の活動地、アットゥーリの八百屋なのですが、ガザで採れたイチゴを売っていました。安く手に入り、甘くて美味しかったです!

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一方でエルサレム旧市街地、ダマスカス門近くの道端で今度はイチゴの山を発見。ここはパックではなく、量り売りのようです。

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すると突然、お兄さんが叫び始めました(動画参照)
「あまーいイチゴ、いかがっすか~?」って感じかな(正確な翻訳ではありません)

ここは大粒のイチゴが15粒くらいで約330円だったので、良心的ですね。エルサレムでは、マーケットなどでも計り売りで苺はもちろん、野菜なども販売されているんです。

 いちごと言えば。

安く美味しいイチゴが手に入るのはありがたいのですが、残念なことも。それは、日本のようにイチゴが主役のケーキを見かけないこと。クリスマス〜ひな祭りにかけては、日本だとイチゴできれいにデコレーションされたケーキが目につきますが、こちらのケーキ屋さんのショーケースをのぞいてみると。

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あれ?何だか全体的に茶色い・・・????生クリーム自体が贅沢品なのか、イチゴは日持ちがしないからなのか、そして他の果物も含め、フルーツでデコレーションされたケーキはほとんど見当たりません。別地域のおしゃれパティスリーに行けば、あるのかもしれませんが、日本以上に高価かもしれません。エルサレムはエリアによって値段の差があるのも一つの特徴です。

3月に入った今も、様々なところでいちごが販売されているのを見かけますが、そろそろシーズンも終わりとのこと。今のうちに多めに買って、冷凍しておこうと思います。赤くて甘いイチゴに元気をもらう毎日でした。それではまた。Mariko

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