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多発性子宮筋腫(良性)切除手術、コロナ禍ひとり入院① 〜手術決意編〜

髙島(たかしま)と申します!

もともといわゆる女子の月のものの影響で様々な不調が起きるPMS(月経前症候群)に強く覚えがあり、

改善したい一心でピル服用を試みたところ服用前の検査で、
・良性の子宮筋腫が2つできているのが発見される
・ピル服用が推奨されない偏頭痛(片頭痛)の起きる体質である
事がわかったりしました。

偏頭痛だったけどでもなんやかんやでピルを飲めた経緯を書いたり

ピル服用までの一連をまとめた事もありました。

今回はピルを服用しつつ経過観察を続けていた筋腫の肥大化、からの切除手術のため入院した一連を書こうと思っています。
この記事で書く経緯、その後は
・入院までの治療や準備色々
・入院・手術
・術後
とかになりそうです。

同じ症例であったとしても体質や症状、筋腫ができた場所、かかりつけた病院等々によって色々違う可能性を感じるので、参考にするならばざっくりと、主としては個人の病気の一連一例を覗いてみたい気持ちを満たす目的で読んでいただけますと幸いです。

一生適当に経過観察すると思っていた子宮筋腫、育つ

遡るは今年の頭、2020年1月か2月
服用していたピルのシートが終わりに近づいたので新しいものを処方してもらう為レディースクリニックを訪れました。

3ヶ月か半年に一度(このうろ覚えぶりにも滲み出る危機感の低さ)の筋腫の定期検診は前回していたので、今回は処方箋をもらってさっと終わりだと思っていたのですが、前回検診した先生が筋腫の大きさが気になるので念のため次回再検診とカルテに記載してあるとの事で診察台の方へ。

もともと診察して頂く先生によって筋腫のサイズが前後していたので、
今回もちょっと念のための検査をするだけ。
前回診てくれた先生がちょっと慎重派だっただけ。
そう思ってたんですよね…( ´_ゝ`)

筋腫のサイズが先生によって前後していた理由は、筋腫はきれいなシンメトリーな形にできるわけではない為測る場所によって多少変わるからなのだそうです。
机にあったPCのマウスを手に取ってこれみたいな感じ?と言われ理解が進みました。
カルテに再検査記載していた先生が教えてくれたんですよね…
筋腫に精通していた先生だったのかもしれません。
普通にまぁまぁ育っていただけかもしれません。

エコー検査の結果やはり少し大きい気がするとの事で、前回撮影から間が空いていた事もありMRIの撮影をしてくるよう言われその場で予約を取りました。

それでもまだ当時は自分の筋腫は切らなきゃいけない事にはならない。
「言うても(ゆうても)…」
と、思ってたんですよね……(-_ゝ-)( ´_ゝ`)

私が通っていたレディースクリニックは通いやすさ重視の場所だったので、MRIも別施設に予約を入れて別日に撮影、後述もしますが手術や入院できる設備もなかったので紹介状を書いて頂き別の病院に移りました。

とにかくサクサク行きたい時通いたかったので私はこれでよかったのですが、これから婦人科の通院を検討している方は、ある程度設備が揃った医院を見つけておくと何かあった際の手間が少ないかもしれません。
でも通い易さも大事です…!
行くのが億劫になって途切れてしまう事もまた、良くない!

筋腫、やっぱり育ってたってよ。

予約した日にMRIの撮影(まぁまぁする_1万円周辺)に行き、写真が病院に届く頃合いに再度予約、レディースクリニックへ。

結果、

筋腫の1つが切除を考える基準の平均程度、5cm周辺まで育っているとの事。

発見当初から伝えられていた通り筋腫自体は良性、このままにしておく事も可能ではあるとの事でしたが先生からのおすすめは切除。

筋腫をそのままにして肥大が続くと周りの臓器への圧迫が起きる可能性、外から見ても出っ張ってくる可能性、妊娠しづらくなる可能性等々…

それらに加え、
これが最も大きく心が動いた要因だったのですが、
筋腫だと言われた部分の中心部が白くなっていて、

「ここ何が起きているかというと、筋腫が大きくなっていくにつれ中心部の血流が悪くなって…」

「わかりやすく言うと内側から腐ってきてる状態ですね」

※後に母親に話したら「わかりづらく言うとどういう状態なの?」と聞かれ確かに。聞いておけばよかった。

「どうしても手術が嫌なのでなければ切っちゃって良いと思います。」

ピルを服用していても年ごと悪化している体感があったPMS症状、偏頭痛、生理の周辺に便秘も下すのも起きるお腹の情緒不安定感、尿意はするのに出ないといったいわゆる臓器の圧迫(※)を感じずにはいられない症状もそう言われてみたら近頃どんどん出てきていました。

もしかしたら切除によって改善される部分があるかもしれない…

それに何より

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「切る事に、してみます!!!」


〜つづく〜


※筋腫などのない健全な方でも、黄体ホルモンや月経の作用で子宮が厚くなるなどの現象によって起きる臓器同士の影響でお腹の情緒不安定や尿意の異変は起きる現象なのでこれらの症状に覚えがあってもイコール子宮筋腫ではないです。

続きます!


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