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スタートアップワールドカップ東京予選速報!のはずが…

 スタートアップワールドカップをご存知でしょうか? 米国シリコンバレーを拠点にグローバルに投資活動を展開するペガサス・テック・ベンチャーズが主催している、世界最大級のイノベーションイベントです。

 世界約60の国・地域で予選が開催され、地域予選で優勝するスタートアップは、2020年6月にサンフランシスコで開催される世界決勝大会で、優勝投資賞金約1億円と世界チャンピオンの称号をかけて競います。

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<昨年の様子>


 当初の予定では、どんな人が登壇しどんなスタートアップがピッチしたのか事細かにレポートするつもりでいたのですが、
発表を聞いているとどうもそんな気になれないモヤモヤを抱えてしまったため、そのことをまとめさせていただこうと思います。


 全体的な感想から言いますと、もうちょっと準備をした方がいいんじゃないかと思われるプレゼンがほとんどでした。

①プレゼン自体について

 今夜のプレゼンターは合計6名。この中からワールドカップに出場する1名選びます。プレゼンは英語で行われます。

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 下の写真の通り、発表の流れは最初に紹介動画が30秒、その後プレゼンが3分半、質疑応答1分半という非常に時間しかありません。

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 こういう大きいイベントなんだし、限られた時間の中できちんと話し終えるのは大前提だと思っていましたが、話の途中で時間切れになった人もちらほら。また、英語でのプレゼンのはずなのに、途中から日本語になった人も。
 また話し方についても、あらかじめ用意した内容を話切ることに集中している様子も多く見られ、「夢を熱く語る」「熱意を伝える」と言うことをできている人がとても少なかったように思いました。

 見に行く側としては、たくさんの応募者の中から勝ち抜いて残った6人のピッチと言うことで、ものすごい期待感を持って見に行ったわけですが、それに比べてのこの準備不足感のため、非常に肩透かしというか、モヤモヤした状態で聞いておりました。

②スライドについて

 また発表スライドについても、もう少し頑張ろうよと思うものばかりでした。発表時間が短いのに無駄なアニメーションを多様していたり、本当に読ませる気あるのだろうか?と疑いたくなるほど小さい字で大量の文章が書かれているスライドも多々見かけ、残念な気持ちになりました。

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また、会場の全体像はこんな感じなのですが、

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真っ暗な中でモニターを何時間も見るオーディエンスからすると、背景色が白いスライドは非常に眩しく、目が疲れます。なので、分かってる人はトーンを落としてスライドを作成します。スティーブ・ジョブズのように。

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面白そうな事業を展開しているだけに、非常にもったいないと思います。

本日のベストスライドはこちら。可愛いは正義。

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最後に

 手前味噌ですが、弊社代表の奥村の方がよっぽど面白いプレゼンができる、と確信できたのが今回参加してみての一番の収穫だったような気がします。

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