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私のサッカーノート/#32 今田 紗良(MVP/帝京平成大学)

〇インカレを振り返って
 大会を振り返り、このような状況の中インカレを開催できたこと、運営に携わってくれたすべての方々に本当に感謝しています。ありがとうございます。
 2020年、世界で新型コロナウイルスが大流行し、普段当たり前にできていたサッカーが思うようにできない日々が続きました。新チームが始動し、みんなで頑張ったフィジカルトレーニングが終わり、やっと沢山サッカーができると思った矢先に緊急事態宣言は発令され、誰にもぶつけることができない悔しさと、いつみんなとサッカーができるのかと不安な気持ちでいっぱいでした。緊急事態宣言が解除され、インカレにつながるカンカレが始まりました。勝ち切らなければいけない試合で勝てない、自分たちのミスから失点、FWである私が決めれるところで点を決めきれないという大きな課題が解決されないままカンカレ4位で終わりました。カンカレが終わり、練習では、インカレのためにどんなに小さなことでもチームで話し合い、意見を言い合いました。このとき、スタメンではなかった4年生の先輩がチームのために、誰よりも声を出し盛り上げ、常にチームのことを考え、チームの雰囲気をよくしてくれました。試合に出たいという気持ちが一番なはずなのに、チームのために動いてくれるこの先輩のためにも絶対優勝しようと強く思いました。
インカレでは、戦ったチームはどのチームも私たちよりも技術も個々の能力も高く、守備をする時間が多かったです。DFの選手は足がつりながら守備を頑張ってくれました。1,2年の頃は準決勝まで来るのに日本体育大学に2年連続完敗でした。今年は3度目の正直ということもあり、格上の相手に勝てたことがとても自信につながりました。決勝の静岡産業大学では、前半自分たちのペースがつかめず苦しい展開が続きましたが、勝つことができて本当に良かったです。カンカレでは点がなかなか決まらずチームに迷惑を沢山かけてきました。だからこそ、インカレで得点しチームに少しでも貢献できたことがうれしかったし、とてもほっとしました。沢山色んなことを教えていただいた矢野監督やチームメイトに感謝してもしきれません。今回は無観客試合が多かったですが、チームメイトの掛け声や応援歌が普段どれだけ自分の力になっているのか改めて感じることができました。サッカーを通して、出会えた素敵な大好きな人に感謝の気持ちを忘れずにこれからも頑張ります。

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〇来シーズンと今後の目標
 来シーズン私は4年生で、学生生活最後の年になります、学年の人数は24人と多いですがとても仲良しです。この学年が本当に本当に大好きです。だからこそ、自分たちの学年でも日本一をとって最高の景色が見たいです。日本一をとることは決して簡単なことではありませんが、みんなで2連覇します。
 そして帝京平成大学は、人数も多く来年度は今年度よりも部員数が増え、ライバル争いが激しくなります。自分のストロングポイントを伸ばしながら、自分の課題をしっかりと見つめ直し、しっかりとレギュラーを定着させ、チームで必要不可欠な存在になります。
矢野監督に教わるのも最後の年になるので、監督から沢山吸収していきます。今後の目標として、まだ何も決まっていない状況ですが、しっかりと未来について考え、自分と向き合っていきたいです。どのような道に進むにしろ後悔のない人生を歩むことが私のこれからの目標です。沢山の人に感謝の気持ちを忘れずに、サッカーを全力で楽しみます。

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