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1,000万円あったら

ネット記事で、親御さんが高校生になるお子さんに1,000万円を渡し、今後は一切援助しないからと言ったらしいです。そのお金を受け取ったお子さんは証券会社に口座を開設し、株で運用し、その利益で大学に入学し、海外留学を果たしたそうです。また、いったんは会社に就職したが、まもなく退職して、起業したとか。

その話を読んで、息子に聴いてみました。1,000万円降って湧いて手に入ったら、何に使うか。

最初は、私が絶対出してくれないことにお金を使うというので、宇宙旅行とか?と聴いたら、うーんと考えながら、「会員数の多いマッチングアプリ」を始めるとか。「家政婦さんを雇ったり、ボイストレーニングの費用に当てる」とか。それは、いいですね。私もいいなと思いました。

更に、よくよく考えたところ、「まずは、〇〇(父親の名前)のトラブル※を解決するために弁護士費用に充てる。それから、ママに立て替えてもらった分(国民年金等)を返済する。その残りは毎月5万円ずつ、ママに振り込んで、ママを扶養家族にする」と言ってくれました。

そしてポツリ。あと、1,000万円あれば、ママの老後は大丈夫なの?と心配してくれました。その気持がありがたくて、いくらだよと答えることはできませんでした。

長生きしたら、何だか息子に迷惑をかけてしまいそうですね。

私を扶養にしてくれたら、確かに助かるけれど、それより、パリッとお洒落して、髪型もジェジュンにして、優しくて可愛い子と結婚するほうが大切だろうにね。
良い子に育ったと思います。

※彼の父親(私の元夫)は、相続で借地権付きの賃貸不動産を手に入れましたが、地主に騙されて、法外な地代を数年前から支払っています。その地代は、不動産収入の3分の1近くに跳ね上がってしまいました。しかし、浪費家の彼は、ブラックリストに載っているのか、銀行の借り入れ等が一切できない状況なのです。

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