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饒
2020年8月15日 21:26
怒りや不義を貫く難しさについて、思いを馳せる。悪意を悪意と断定できるほど、世界はシンプルではない。人を憎んで眠れない夜もあるが、怒り恨み続けることは、難しい。今、忘れることや、洗い流すことは、決して屈服や敗北ではないと、わたしはやっと認めることができる。選択的に盲目になることをも赦したい。己に他人に。遠くの知らない誰かにでさえも。手の届く仮説のその先を思って歌う歌