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饒
2020年5月4日 22:35
贔屓にしているスタジオに、メンテ直後でも、チューニングがどんどんずれていってしまう古いアップライトピアノがある。この曲はそのピアノの一番艶やかな音階を使い、その艶を慈しむようにして描いた。アルバムのための録音の時はさすがにチューニングがあっているピアノを使わざるを得なかったが、それでも、声を重ねたりミックスをする段階で、どうにかあのピアノの、音程が少しだけずれているからこそ、重な