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【中国マーケティング担当者必見】 クチコミ分析の落とし穴

中国越境EC・インバウンド専門 JUTOU株式会社の辻です。
私が代表を務めるJUTOU株式会社では、中国をメインにインバウンド、越境EC、現地展開のマーケティングサポートをさせていただいてます。

本日は、「【中国マーケティング担当者必見】 クチコミ分析の落とし穴」というテーマでお話してきます。

中国において「クチコミ」は重要


「中国ってクチコミが重要なんです!」ってあらゆる場面で耳にされると思いますが、中国において「クチコミ」は非常に重要です。

そこは私も完全同意です。

中国のECマーケットにおいて、リスティング広告やバナー広告などによる新規獲得効率は年々悪化していて、日本以上に、ブランド、商品の評判、クチコミを調べてから購入する人が多いというのが現状です。

衝動買いもいまや、インフルエンサーによるおすすめか、ライブコマースくらいでしか発生しない、といっても大げさではありません。

商品を購入してもらう上で、クチコミは非常に重要ですし、クチコミを生み出すプロモーションも非常に有効な手段となります。

クチコミ分析とは

クチコミ分析は、マーケットのトレンドやユーザーの顕在ニーズ、潜在ニーズの把握、競合分析などを目的に、SNSやWEBの記事、掲示板にある「クチコミ」をビッグデータ分析で収集、クチコミの共起語分析、頻出語分析、ポジネガ分析など多角的に調査・分析するものです。

使い方によっては有効な手段ではありますが、
「クチコミ分析の結果がイマイチだった。」
「クチコミ分析の結果をもとにプロモーションしたが失敗した。」
といったお話を企業さまから結構いただくようになっているので、

今回は中国のクチコミ分析でどんな落とし穴があるのか、1番よくある失敗についてご紹介していきます。
中国マーケティング担当者さまはぜひ最後までお読みください。

クチコミ分析の落とし穴


クチコミ分析で1番よくある失敗が、「重複するクチコミ」「競合が仕掛けたクチコミ」を分析してしまう、というものです。

どういうことかというと、クチコミ収集期間に競合の仕掛けたKOLプロモーション記事や、大量にシェアされた一字一句全く一緒のステマ記事を収集して分析してしまい、その結果をもって「消費者のニーズ」や「トレンド」にしているのです。

大量にクチコミを収集して、いざ収集したクチコミの原文を見てみると、一字一句同じ文章が異なる大量のアカウントにシェアされていたりする、ということが結構あったりします。

完全に同じ文章を大量に収集してしまって分析をかければ、そもそものクチコミ数自体が爆増するのは当たり前ですし、その他の詳細な分析、頻出語や共起語分析に明らかな偏りが出てきます。

競合が仕掛けたクチコミが多ければ多いほど、本来取りたかった「消費者の声」ではなく、「競合の作り上げたいイメージ」を拾ってしまうことになるのです。

みなさまご存知の通り、中国は日本以上にステマ、KOLプロモーションが行われているマーケットなので、結構な確率で「重複したクチコミ」を分析している企業さんが多い印象を受けます。

クライアント企業はもちろんのこと、私達のようにデータを収集して分析をかける側も、大量に収集したクチコミの原文をチェックしてどのくらい重複があるか、というのはいちいち見なかったりするので、偏った分析結果によってマーケットトレンド、消費者ニーズを見誤るケースが増えてしまいます。

競合のプロモーション分析をしたい、本当にざっくりトレンドをおさえたいという目的であればいいのですが、消費者、マーケットのニーズを掴むには注意が必要であると言わざるをえません。

クチコミ分析はあくまで参考程度


クチコミの重複削除も結構難しく、手間もかかって大変なので、私のおすすめとしては、クチコミ分析は参考程度、仮説を立てるための材料くらいにとどめておいて、その他の調査分析と合わせて活用いただくのが良いと考えています。

クチコミ調査によって思いもしなかったキーワードに巡り会えたりすることもあるので、使いようによってはおもしろい調査分析ですが、中国マーケティングの担当者さまには今回お話した落とし穴があるということも頭に入れて活用いただければと思います。

本日はここまでです。ありがとうございました。

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辻 雄多郎【中国越境EC・インバウンド専門/JUTOU株式会社】

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中国を中心とした海外向け越境EC・インバウンドコンサルティングをしているベンチャーです。 中国アジアのインバウンド、越境EC、現地展開についてのお役立ち情報や日々の業務の中で思ってることを配信していきます。 2020年2月より障害者1級に認定されました。