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俺と革 6章

6章も
サブタイトル 『爆発音』

この話は俺がまだ、ういういしい小学生の頃の出来事。

俺は当時、工場の事務所の二階に家族で住んでいた。
工場の始まる時間は朝の8時。
「ウウウゥゥーーー!」と、消防車のサイレンの様なサイレンで会社が始まる。結構うるさい音だった…

小学校では、「次の日の時間割りの用意は 前の日にやりなさい」と教わっていたが、俺は当日の朝にやっていた… と言うか、この出来事の時に たまたまなのか、常になのかは 記憶にない。
とにかく ういういしい小学生には違わなかった。

その日は平凡な朝だった…
晴れてはないが、雨は降っていなかった

自分の部屋で、その日の授業の準備をしていた。
まだ工場の始業時間のサイレンは 鳴っていないので、7時30分頃であろう…

時間割りの準備をしていると……

ドッカアアアーーン!!!!!!!
ぐらぐらぐらぐら〰️〰️!!!!

物凄い爆発音と、共に地響き!!!

俺は一瞬心臓が止まったかのように、いや止まったな…
ほんの数秒動けず、我に返り 一目散で両親のところに大声だして飛んでった記憶がある。
その後はいくら思い出しても思い出ない…

何が起きたかって?

原因は 『雷』


当時工場には、焼却炉があり 結構高い煙突があった。
煙突の先には避雷針がついていた。
その煙突の20m位横に、変電所があった。

その日は雨も降っておらず、勿論 雷も鳴っていなかった。
雷が煙突の避雷針目掛けて落ちてきて、変電所に引っ張られ変電所に落ちたそうです💦

5分前にその変電所に人が確認のため入っていたみたいだった。
数分遅かったら黒焦げだったと…親父が話していたのを覚えている。

変電所は全滅。直すのに相当費用が掛かった見たいです。

変電所は住んでる所の、すぐ裏だった。

俺と革 つづく

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