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【あの時の私へ】まずは自分を受け入れてあげる。

昔の育児を振り返り、当時の気持ちを振り返り、
今の私から昔の私へとメッセージを送る【あの時の私へ】

そこはかとなく、昭和の香りがするタイトルですが、笑。

あの時の私と似た気持ちで過ごす方へのメッセージにもなれば、
そして私自身の気持ちの整理になればと思い、
そんなタイトルで、とりあえず書く事を試してみたいと思います。
以前の私も肯定してあげたい。そんな想いで書いてみます。

シリーズにするかも?しれませんし、
自分自身の手応えがなければ、またいろいろ変えるかもしれませんが。


第1回目は、どの時期の私にも声をかけたい、
「まずは自分を受け入れてあげる」
ということについて書いてみたいと思います。


子育てしていて、自分の想像もしていなかったことに出会うと、
愛する我が子のことだからこそ、気持ちが揺れてしまう時があります。

私の場合は、長男の受験だって揺れたし、
次男の特性や不登校はかなり揺れたし。
社会の中で自分たちがマイノリティーだと日々感じることは、
心の揺れがまた格別大きいと思います。

そのたびに
「あるがままの子どもを受け入れる」と
自分に言い聞かせていました。

そりゃ可愛いわが子ですから、そんな風に思うまでもなく
頭から足の先まで「受け入れる」なんて言葉で言い表せないくらい
元々愛情を注いで、存在に感謝しているつもりです。

それでも、私は揺れてしまう自分のことを見つめては
「実は私、子どもをあるがままを捉えられてないのでは?」
と思ってました。


いや、いや。そんなことない!

私が受け入れていなかったのは、子どもではなく、
揺れてしまうそんな自分自身のこと。
お母さんとしての自分の対応に自信が持てず、
揺れる自分や不安に思う自分を受け入れていなかったのかなと思います。

深い愛情だからこその、親ならではの心の揺れがあること自体
なんら悪いことでも、恥ずかしいことでもなくて、揺れて当たり前。

だから
揺れる自分=子どもの存在を受け入れてない
ということではないと思うのです。

そしてそんな自分の揺れを
「子どもの前で出しちゃいけない」
「隠さないと」なんて思っていました。
そんな無理したら苦しくて当たり前ですよね…。

なんて、私頑張っていたんだろう笑。

完璧なお母さんなんていないのだから、
どこかで出したって、ボロがでたって、
ちょっと不完全な70点母さんは、子どもの事をとても愛していて、
それだけで十分魅力的なのだと言ってあげたいです。

我が子の存在自体に感謝してるし、大好きだからこそ
「私、受け入れられてないのでは?」って振り返るのです。
それは、子どもを大切に思う気持ちがあるから故で。


だから、まず自分のその気持ちそのものを労わって、
そんな私頑張ってるって、自分に言ってあげて、
気持ちが十分満たされるまで、
まずは自分を大事にしてあげていいのだと思います。

お母さんは、自分自身の受け皿なしに、
子どもを受けいれようと意識を向けるものだから、
ただ心のキャパを越えてしまうことがあるだけだと思うのです。

自分の想像ができない育児なのだから、
子どもの成長への不安はあって当たり前で。

それ以上に愛情があるあなたなら、時間とともに
必ずその気持ちにも少しずつ変化が訪れるから
焦らなくて大丈夫です。

子どものために、いいお母さんで在りたい。
そんな優しい気持ちで、頑張っているお母さんがいること。

そのことを。
「ありのままのあなた」をまずは自分で受けいれる。

もともとお母さんって、自分のことを後回しにしがちですし、
少なくとも私は
「自分を後回しにしてでも愛情を注げるのがよいお母さん」
だなんて思いこんでました。

だから、自分を後回しにしちゃうのですが、
誰かからそれを褒められたり認められたりすることも少なくて
そこに自分でまた不満を溜めてしまったりもしていました。

でもそれは、子どもから見たらちょっと苦しいことかもしれない。

自分のために、お母さんが我慢し続けるって。
子どもに「誰かのために自分が我慢し続ける子」になって欲しいと思わないですよね?

だから自分も大事に、子どもも大事に。
お互いを大事にできる人にお母さんがなっていく。

ここでは、お母さんの受け皿のような記事で在れたらいいなと思い、
私は頑張っているお母さんを、
そして自分自身も含めて褒めまくりたいと思っています笑。


そして、子どものことでも
悩んだり、心が大きく揺れるたびに思うのは、
その揺れにだんだんと慣れてきているということ。

そのたびに鍛え直された私は、徐々に成長はしていて、
「こんな事したら、苦しくなくなるかな」とか
「これ以上こっち行ったら、精神的にキツイ方向にいきそうだ」とか、
自分なりに気持ちセンサーが、働いてくれるようになってるし、
コントロール方法も上達はしていて、
揺れる気持ちへの対処が上手になったように思います。

この経験は今後の自分の役に立ち、
必ずこれからの人生を豊かにするものだと、
私は信じています。

だから、たくさん揺れる経験をしている方がいたら
もし今「こんな気持ちつらいよー」と思っていたとしても、
そこに実は希望があることも信じてほしいと思う。
どんどん人としての経験を重ねて、痛みを知っているあなたは、
奥ゆきと深みを重ねた味のある人になっていると思います。

と、当時の私を想像して、語り掛けてみました。
どうなんでしょうか・・・・。

独りよがりでないといいなと思いつつ・・・。
自分を励ましている気持ちにはなりますね笑。


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