なぜ、中間選挙で赤い波が立たなかったのか?【次の大統領候補はトランプでなくディサントス】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


最近、皆既月食がありましたよね。


日本もアメリカも皆既月食は一緒です。


北半球と南半球で違うのかは分かりませんが…


私は子供たちに様々な視点や大きな観点で物事をとらえられるようにと、天体のこともたまに教えています。


キャンプに行ったときは星の話をしてあげたり、数年前に火星が肉眼で見えるくらい地球に接近した時があり、子供たちを夜に連れ出して見に行ったりしました。


けど、子供達ってその時は感動しますが、すぐに忘れてしまいますよね。


今回も皆既月食を見せてあげようと思いましたが、なんと久々の雨で見ることができませんでした。



しかし、一番上の娘が朝早く起きてすぐに窓に向かって走り出し、月を探していました。


暗い夜空を見て、がっかりして布団に戻ってきました。


私たちは、アメリカで布団を引いて川の字で5人一緒に寝ています。


そして、フッと思いました。


私はアメリカに住んで約30年くらいになりますが、やはり季節と共に過ごす風習ってアメリカにはないなぁと思います。


私が長く住んだ町がロサンゼルスとラスベガスだからかもしれません。


生活のペースが、他の田舎の州に比べればかなり早いです。


ラスベガスは24時間営業の店ばかりです。


一日中誰かが仕事をしています。


季節と共に、月や星を見ながら季節を楽しむなんて日本文化の素晴らしいところですよね。


陰暦にそってたくさんの行事があります。


また、十五夜があったり、天の川を見る七夕があったりと風情があります。


本当に私たちの先祖の智慧で残された伝統と文化を守りながら、伝えていきたいなぁと思います。


人間性や情緒の世界で全く違いますよね。


それぞれの国々には国是があります。


国是とは、国の大計です。


戦後の政治と教育は、この国是を失いました。


日本の国是は、八紘一宇です。


それは文化面でも、それぞれの国に影響させるものがあります。


本当に大切です。


伝統と文化を守ることは…



~アメリカ中間選挙は赤波立たず~


中間選挙が終わりました。



赤波とは、共和党の波のことです。


民主党は青、共和党は赤で政党を表します。


今回の中間選挙は、とても注目されています。


なぜなら、アメリカの凄まじいインフレに対する対策や、次の2024年の大統領選を予想する要素を秘めているからです。


昨日、私の妻がある議員と会ってきました。


彼女は今回の選挙で当選しました。


彼女が言うには、「ネバダ州の選挙結果は週末までかかるのでは。」と言っていました。


アメリカは州によって、法律や政策が違うから本当に面倒くさいです。


私も非常にこの中間選挙に対して注目していたので、いろいろ調べてみました。


その中でもやはりウォールストリートジャーナルに記事が正しいかなぁと思います。


ところで、ウォールストリートジャーナルと保守で知られるFOXとオーナーは一緒です。


ですので、そんなに右でも左でもないと思います。


昨日のポッドキャストで、ウォールストリートジャーナルのエクゼクティブ編集長の方が分析していました。



今回の赤波(RED WAVE)が立たなかったことには、二つの理由がありと説明しています。


共和党が、もちろん両方上院と下院を取るかもしれませんが、それでも大勝できなかった二つの理由です。


一つは、民主党のインフレに対しての政策は本当に不人気ですが、共和党もそれに対して具体的な政策を提示できなかったことにです。


これは州ごとの対策ももちろん含まれています。


確かにそうです。


私は今回の選挙で、共和党に上院議員に票を入れましたが、彼も経済に対してはあまり政策を述べていませんでした。


私は彼を私の妻を通して少し知っていましたし、民主党の政策に嫌気がしていたことが一つの理由です。


どちらかと言えば彼がいいというもので、決定的な理由はありませんでした。


そして、もう一つは共和党に良い候補者がいなかったことが言われています。


トランプ大統領の推薦する候補者が、実際は全員が大勝したわけではありませんでした。


勝てると思われた選挙が、民主党に負けてしまいました。


アリゾナ州、ジョージア州、ペンシルバニア州などがよい例です。




特にペンシルベニア州はかなり注目されていました。



ニュースを聞いていると、ある人が「DEMOCRATS, ALL THE WAY!!」と言っていました。


これはペンシルバニア州の人にインタビューをした人の答えでした。


私は10年以上も前に、ペンシルバニア州のフィラデルフィアに行ったことがあります。


そこで非常に驚いたことがありました。


それは貧富による格差社会でした。


こんなに貧しい人がいるのかと、驚いてしまいした。


そこにいる人々はマイノリティーの人々でした。


フィラデルフィアはアメリカを象徴する街の一つです。


一番最初のアメリカの首都はDCではなく、フィラデルフィアです。


キリスト教の移民の歴史が深い場所でもあります。


そのような街であの光景を見せつけられてしまうと、私には感情的に民主党しか票を入れない人の気持ちも分かります。


共和党は、トランプ元大統領の勢いでこの中間選挙を大勝できるかと思いましたが、この結果を見てアメリカの国民はトランプ元大統領につかれ始めてきているなぁと分析されています。


そこで名前が挙がってきたのがロン・ディサントスです。


彼はフロリダ州知事に再選しました。


それも圧倒的な大差です。


ヒスパニック系やキューバ系も多いですが、かなり支持されています。


極めつけは、トランプ元大統領が彼に嫌味を言い始めました。


彼がトランプ元大統領の一番の競走馬になることは間違いないです。


私は正直、ディサントス氏を推します。


新しい人がいいですね。



~元編集長が指摘する「アメリカがもう一度原点に帰る時期が今」~



民主党の不人気は相変わらずです。


中絶法に対しても、インフレに対しても全く具体的な政策が出せないし、理想論ばかりで説得力がないと分析しています。


全く仰る通りです。


バイデン大統領は、1994年のクリントン元大統領以来両方の上院下院を失い、何もできなくなることに対して憤りを感じることになるのではと分析されています。


しかし、その反面、トランプ氏といった強い指導者に寄り添う人々に足しても不信の目が向けられています。


つまり、もう一度アメリカの政治、国是は何かを国民がもう一度吟味することが要求されることを促す中間選挙の結果になったことが分析されています。


本当にその通りです。


アメリカが、拝金主義に走り、資本主義を利用して様々なことをしてきました。


その結果は国際社会はそれに振り回され、アメリカ国民の家庭も崩壊していきました。


もうこれが限界でしょう。


ここでアメリカがもう一度、「GOD BLESS AMERICA」と言われたように、神が祝福できるような国に復活してもらいたいものです。


それにはもう一度、キリスト教的な精神に立ち返らなければいけないと思います。


それは聖書で書かれているアルマゲドンとかラプチャーとかの話でなく、どの様に生きるか?どのように死ぬか?何を残すか?などのイエス・キリストの言葉に目を向けてもらいたいものです。


それぞれの国には国是があります。


これは国際社会とその国々との関係で与えられるものです。


アメリカの国是は、正しい国際社会の方向性をけん引してもらいたいと思います。


日本の国是は、独立して共生共栄できる思想を伝統・文化を通して国際社会に提供していくことだと思います。


それを神武天皇は、「八紘一宇」と表現しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?