アメリカにいてわかる日本への期待!!【シベリアに抑留された義父を持つ人に会って、驚いた】
皆さん、こんにちは
お元気ですか?
最近、面白い人に出会いました。
私はラスベガスに住んでいますので、様々な人と出会う機会があります。
ビジネスや休暇でいろいろな州や世界各国から遊びに来ます。
数日前にはドイツから親子で6週間のハイキングにコロラドに行くんだという人に会いました。
彼らは本当に生き生きしていました。
父親は60歳を超えてそうでしたが、この500マイル(約800キロ)のハイキングが楽しみで仕方なかったそうです。
いろいろな人に出会います。
その中で心に残った人に出会いました。
彼はまだ20代か30代前半だと思いますが、本当に短い会話をしました。
今思うと彼の伝えたい熱い思いがあったのかもしれません。
「日本人ですか?」と聞いてきました。
名前からすぐにわかりますからね。
「私の妻は、ハーフの日本人とハーフのプエルトリコ人なんだ。」と話してきました。
プエルトリコはアメリカ領なので十分に英語を話します。
プエルトリコ人は、かなり特徴のあるアクセントのスペイン語を話すのが印象なのですが彼は普通にアメリカ英語を話していました。
「プエルトリコ人と日本人のハーフなんて珍しいですね。」と答えると、「私の義父はシベリアに抑留されていて、解放されてプエルトリコに来たんだ。」と話してくれました。
私はそんなこと全く知らなかったので、「そのような境遇の人はたくさんいるのですか?」と聞くと、「たくさんいるよ。」と答えてくれました。
「シベリア抑留ですね。それは国際的にはあまり問題視されていませんが、第二次大戦後にロシアによってなされた戦争犯罪ですね。」と話しました。
すると、彼は「サンキュー」と言って、大喜びして少しだけ話をしてくれました。
彼の義父は、北海道出身の人でした。
日本名もしっかり覚えておられましたが、私は忘れてしまいました。
私はこのプエルトリコにシベリア抑留後の日本人移民がいることを聞いて、英語や日本語で調べてみましたが何も情報がつかめませんでした。
なかなか見つからない資料なのですね。
しかし、彼から伝わる「日本が好きだよ。」という熱い気持ちが今でも忘れられません。
日本と何らかの関係を持っている人や影響を受けた人は本当に数多くいます。
そして、その影響はほとんどがポジティブです。
そういえば、先回の東京オリンピックにレスリングに参加した選手にも会いました。
彼も日本が好きだと言って、もう一度行きたいと言っていました。
日本には風俗街があって、なんだかんだと言っていました。
こんな日本の側面は恥ずかしい思いがします。
昨日、ポッドキャストを聞いていると、地政学者の奥山真司さんがいろいろと面白い話をされていましたがその話の中にワシントンポストの内容がありました。
安倍元総理の死を惜しみながら、日本は憲法改正をするべきであると主張しています。
日本が憲法改正することによって、国際社会のより平和をももたらすことになるはずである。
もうすでに日本は国際社会の貢献して信頼できる国の一つであると書かれています。
アメリカで日本が多く称賛受けているのは、このようにアジアのリーダーとして、世界を引っ張ることのできる可能性を持てる国として期待されているからです。
私はアメリカにいて、様々な人に会いますが、本当にそのような印象を受けます。
おそらく、このような感じを受けている人は私だけではないはずです。
しかし、なぜ日本がこのような動きに行くスピードがあまりにも遅いのでしょうか?
最初、私はなんだかんだ言ってもアメリカが日本を属国のままにさせたいから陰で圧力をかけているのではと思っていました。
そのような一面もあるのかもしれません。
しかし、あのリベラルなワシントンポストからの社説ですから、多分アメリカはアメリカ国内にある不安と中国に対する脅威から逃れられないので、日本に頼らざるえにないところが生じてきているのでしょう。
アメリカのような大国ですから、アメリカとしても面子があります。
この面子を立たせてくれながら、国際社会に貢献できる国は日本しかいないのでしょうね。
これが国際状況です。
変化できない日本の理由があるとすれば、恐らく国内からの圧力や規制などの問題です。
やはり、日本人は日本を背負って世界に出るべきですよね。
そこで勝負していかなければ、国際的な感覚が伝わらないので将来は無視されるような存在になってしまうかもしれません。
国際社会は憲法改正を願っていて、日本は憲法改正を拒否しているって構造的に面白いですね。
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