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文化への愛着がトランプをサポート!!【日本の文化も捨てたものではないぞ!!】

皆さん、こんにちは


お元気ですか?


私はラスベガスに住んでいます。


最近、パキスタンの人と話をしました。


「何で、日本人なのにアメリカにいるの?」


「日本は豊かでいい国なのに?」


「パキスタンは貧しくて大変だよ」


「ニューヨークに住んでいるんだけど、今度田舎に引っ越すんだ。」


「高くて生活が大変なんだ。」


いろいろと話してくれました。


彼と話した後、いろいろ考えました。


確かに、パキスタンに比べれば日本は豊かだし、どの国の人と話をしても、日本にはぜひ行ってみたいと言ってくれます。


「私がパキスタンへ行きたいか?」、また、正直、「パキスタンの政治や文化にあまり興味がないのはなぜか?」などなど考えてみました。


パキスタンの人口は、2億4千万人です。


日本の2倍以上もある人口です。


アフガニスタンとインドに挟まれた国で、イスラム教徒の多い国なのはよく知っていますが、あまり魅力を感じません。


強烈な文化がないからですよね。


文化って、人を惹きつけます。


これに気付かされたのは、スポーツ関係のメディアで働くある白人女性と話したことがキッカケでした。


もちろん、彼女はスーパーボウルの時にラスベガスにきていました。


私が日本人と知るや否や、野球の話になっていきました。


「私は、翔平が大好きなの。」


私も野球好きなので、アメリカ人にも大谷翔平選手が人気あるのは知っていましたが、実際に白人の若い女性がそんなことを言っているのを見て本当にすごいなぁと思わされました。


これも日本の文化の一つです。


アメリカに住んでいると、日本の文化の深さや影響力が至る所に散りばめられています。


ギリシャ・ローマ文明の名残と日本の文化がアメリカの多様性を醸し出しているのではないでしょうか?


韓国などの必至で、自国のブランドを作ろうとしています。


けど、短期間で文化が浸透することはないでしょう。


何を売るにもコリアンBBQとかK-popとか、自国の名前を付けてブランド作りに必死です。


私はアメリカに約30年くらい住んでいますが、アメリカと日本の共通点を見つけることも多々あります。


日本とアメリカの共通点として、自らの特技を追求し、ベストを目指すことです。


禅の世界ですね。


また、正義のために生きる世界です。


侍の生き方とカウボーイの生き方は似ています。


この共通点が文化どうしで、お互い引き合わせるのでしょうね。


こんな時って、本当に日本人に生まれてよかったと思える瞬間です。


あまり、文化、文化というと多様性のない古臭い人に思われてしまうかもしれません。


でも、アメリカに住んでいると「私が何人であるか?」という問いかけを持ち続けてしまうものです。


なぜなら、多様性のアメリカで様々な人種が住んでいるからです。


そのアメリカに一番困っているのが、当のアメリカ人であり、もう嫌気がさしています。


この事情は、私も日本人としてよく分かります。



ミシガン州でホワイト・ワーキング・クラス(白人中流階級層)が、トランプ氏を支持し続ける理由


こんな感じの見出しです。


ミシガン州と言えば、車の清算で有名な州です。


フォード、GM、クライスラーの三社があるところです。


ミシガン州のディアボーンという街に行ったことがあります。


デトロイトから非常に近い街です。


そこにはたくさんのフォードの建物があったことを覚えています。


車産業が盛んな頃は、もちろんグローバルに車を売りに出さなければいけませんから、民主党の州でした。


車の生産台数を伸ばし、儲けたいのは今でも変わらないでしょう。


でも、車の生産台数の伸びに対しての限界を感じるとともに、もう一つの危機感が彼らを襲い、深刻な時を迎えています。


それが文化の損失です。


ウォールストリートジャーナルが様々な人々にインタビューをしています。



「私はトランプの情熱とポジティブさが好きです。そして、アメリカの指導者がアメリカがもう一度ナンバー1に返り咲くと言ってくれるのが好きです。」




「共和党は、中絶、銃の所有や同性愛者の権利に対しての文化戦争から人々を守ろうとしてきた。もし、民主党が労働者階級の人々にどちらの政策が有利かと持ち掛けなければ、民主党寄りのミシガン州にはならなかったであろう。」



「トランプは、共和党に変化をもたらしています。たくさんの労働者階級に影響を与えています。ミシガン州全体にです。私はキリスト教徒です。愛国者です。トランプ氏を100%サポートします。」


このように語っています。


これらのインタビューへの回答は、ほんとに的をついています。


文化への意識の高まりです。


白人の中流階級の人々は、資本家たちに怒りを覚えています。


多くの移民してきた白人たちは、アメリカンドリームで一生懸命に働けば家も買えるし、家庭も持てて、幸せになれると思っていました。


しかし、このインフレで働いても働いても実質的な経済力は全く増えていきません。


クレジットカードへの借金を省みない人ならば、どんどん借金して自己破産しますが、ほとんどの人びとは大変です。


そういえば、ディアボーンの大学へ行ったときに思ったことがありました。


アラブ系、イスラム系の学生が本当にたくさんいました。


移民や労働者に対して、本当に寛容な政策をしていったのでしょうね。


アメリカの文化を知らない人々です。


何人であれ、自らのルーツは誇りに持ちたいものです。


先日、オレゴン州から来た老夫婦に会いました。


ラスベガスにあるトランプ・タワーを見て、こんなことを言っていました。


「トランプは最悪の人間だ。誰が何と言おうと、あいつを指導者とは認めない。オレゴンに帰る前に、あの建物にしょんべんをひっかけてやる。」


私は、笑うしかないと思い、笑っていました。


しかし、オレゴン州は西海岸の州です。


西海岸の州は、移民が多く、文化という観点ではあまりありません。


カリフォルニア州も、あんなに科学技術が進んだのは、第一次大戦後に第二次大戦の準備のために多くの軍事技術がアジアへとシフトするために移ったからです。


新しい州です。


そして、多くのアジアからの移民が入り、中南米からの移民が移動しました。


これからの選挙は、アメリカも日本も文化を守りたい人々と資本家たちにまとわりつき、寄生虫のように生活して、お金を稼ごうとする人たちと二分されるのでしょうね。


侍とカウボーイです。


黒澤明監督の映画、七人の侍がカウボーイ映画やスターウォーズに影響を与えたように共通しているところがあります。





世界の心ある人々は、内向きになっていくのでしょうね。


祖国を大切にしようと。


家族を大切にしようと。


故郷を大切にしようと



この人のジャケットのデザインとすごくないですか?


トランプが、アメリカの旗を振って、猛牛に立ち向かっています。


日本の政治家で、このような人が出てくるのでしょうか?


また、影響力のある人って出てくるのでしょうか?


楽しみです。


時代の流れですから、必ず出てくるでしょうね。

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