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【育児】たぶん救われている

体調整ってきたし書いていきたい気持ち💪!
です!
が!
なかなか日々に忙殺されてました。

こんばんは〜!おはようございます!

旦那さんが先日、
仕事先からタケノコをもらってきて

(タケノコ高いから嬉しいけどアク抜きとか必要な感じだよね?めんどくさいよね?これ、やらずに腐らせちゃうオチじゃない?)

なんて、ずぼらな私とずぼらな旦那さんであるが故にタケノコ無駄に終わってしまうのでは、、、
なんておもってたら、

もらってきた翌日の夕飯後からアク抜きをし出し、その翌日の朝5時からタケノコごはんを作ってました、、、🍚
すごい心意気、、、

わたしには出来ない、、、笑

のでよかった。

タケノコ救済👏


はい、では本題です!

先日改めて思ったのですが、
タイトルの通り
私、息子に実は救われてるよなあ〜と。

子供が生まれるまで
私は自分が「何がしたいのか、どうしたいのか」をずっと探していました。
大学生ぐらいから、なんなら大学生になる前からもやもやぐるぐる。

何者でもなく、そして何もスキルのない自分。

SNSでより人の良い部分やすごい部分が見えていて

何ももっていない自分に焦りを感じてました。

かつ、やたらめったら数打ちゃ当たるじゃないですが、行動する・動くということはなかなか腰が重くて出来ず、
どうしても感覚型なゆえ、直感でピンとこないと動けず。
(ただ、実際直感はあなどれずではあるんですけどね。)

時間も自由さもあるのにいまいち「やりたいこと」「挑戦したいこと」がぼんやりして出てこずでした。

そんなこんなな数年を過ごしており悶々としていた中での予想外だった妊娠、出産。

妊娠当初、いつかは欲しいけど今はまったく考えていない時だったので、
正直「え、え?今?まだ私自身どうしようかどう進もうか悩んでるのに子育てなんかできるかな?!」というような心境でした。

育児が始まったと同時に
人生の軸が「自分」から「子供」に変わり
すべての時間が「私のもの」から「子供のために優先すべきもの」に変わりました。


でも、だからこそです、

あ、海外旅行もっと行きたかった〜!
なんなら留学とかワーホリとか勇気出して行けば良かったな〜
とか、
もっと国内もたくさん旅行に行きたかった!
なんなら地元を離れて国内でも違う場所で生活するとかもすればよかった。
もっと勇気出してやりたいと思ったこと挑戦しとけばよかった。
あそこで働いてみたいと思ってた時応募してみればよかった。
怖がらずに踏み入れてみればよかった。
もっと自分に自信を持ってオドオドせずに人と接すればよかった。
制限せずに決めつけずにもっと動けばよかった。
もっと本読みたかった。
なんなら英語の勉強始めたい。
占星術も勉強したい。
もっとフェス行きたい、ライブ行きたい。
絵も描きたい。
最近流行ってるビーズアクセサリーとか作りたい。
なんならシルバーとかアクセサリー作ってみたい。
シルクスクリーンとかタフティングも気になるし。
サ活したい(流行り出したのもハマったの産後だけど笑)
ヨガしたい、学びたい(同じくがっつりやり出したの産後だけど)

とかとかとか、、、!

出てくる出てくる
小さなことから大きなことまで
たくさんのやりたいことが!!😂

今もやりたいことたくさん!!

なんだったんだあの時間、、、!
何してたの私、、、!!

と、失ってからわからるみたいなね😂

馬鹿野郎すぎる。笑

でも有限だと自覚したから、
"なんだってできる・なんにでもなれる"
という膨大な選択肢の中から少し絞ることができました。


そして、
息子が生まれてから今ここまでくる間に
何度か今思えば鬱っぽくなってた時期がありました。
(ちょっとここから重くなりますね。)

産後の育児の大変さはひとまず置いておいて、

1回目は
育休中の専業主婦のような状態が私には性格的に合わず、また旦那さんと価値観の大きな違いもあり対話ですり合わせるなどもエネルギーがなくてせずにいたため育児・家事ほぼワンオペで毎日憂鬱でストレスフルな気持ちで過ごしていました。

どんどんやる気というか気力も無くなり、
精神もじわじわすり減って、

ある時「あ〜、死にたいとかはいかないけどここから消えた方が楽だよな〜、、、」と思った時があり、

自分で客観的にヤバいと感じて咄嗟に
「海に行かねば、、、!(なぜ)」と、

息子を保育園に預けた後(認可外の園だったため働いていなくても費用はかかりますがありがたいことに預けられました。)、
片道2時間ほどかけ電車で海に行ってさっと帰ってきた時もありました。

なぜかカメラ持ってってた。



2回目は
コロナもあり育休の再延長してたのですが再延長の期間終了後には前職には戻らず、新たな職(バイトですが)を探す予定だった時。


どうしても興味関心がある職が接客業のため

「土日祝勤務可能な方」
「1日7,8時間勤務可能な方」
「シフトに融通がきく方」

など、
明らかにシフトを回す上で子供がいる人を雇いたくはないよなあ、、、子供がいたらキツイよなあと思うものばかりではありました。

上記の条件が子供がいてもなんとかいけるかな、、、?というすこし基準が低いものを探して応募はしていたのですが、
大体が履歴書を送った時点で断られ、
面接に漕ぎ着けても興味はあるものは落ち、興味がないもの(オフィスワークなどで子供がいる人がはたらきやすそうなもの)は受かるが、、、
という状態でした。

新たに学んでみたい、挑戦したいと思っても門前払い状態で、
何かしらの突出した経験やスキルがなく、また小さい子供がいて急に遅刻・早退・欠勤をする可能性があるとなると
こんなにもバイトですら見つからないのかと。

あぁ、、、もうこのまま戻れないのかなあ、、、
子供がいるってだけでこんなにも自分の思うようにバイトすら見つけられないのかと
社会に小さく絶望しました。

(ちょうどコロナ禍なこともあり求人数も少なかったりはあるかと思います。)

社会に属することが容易でなくなり、

母親であることが嫌になり、
妻であることも嫌になり、
全部捨てて(捨てないけど)
1人の人間に戻りたくなりました。


20代前半〜半ばの友達たちと気楽に会って笑ってた時に帰りたい。
楽しかったあの時に帰りたい。

ひたすらに「帰りたい、帰りたい」とずっと心で思ってました。

自由に飛び回って動きたい。

帰りたい。帰りたい。

死にたくはないしそんなことしないけど死んだ方がマシだよなあ、、、

と、
1回目の時よりも明らかに鬱っぽくなってました。


日中はなんとか家事をこなすものの基本的にエネルギーも気力も無いので終わるとソファーやベッドの上に横になり天を仰ぎ、
ネガティブな思考に陥り情緒不安定でよく泣いて、
ストレスで不眠症っぽくなりトラウマだった物事の内容の悪夢を見て夜中に覚醒して明け方まで何時間も寝れず、
昼間はそれプラス、鬱っぽさから異様に眠くなり昼寝のレベルを超えて寝て、
こんな状態じゃ負のエネルギーしか与えられないしお金もなあ、、、と友人にも連絡したり会うこともしなくなり、
そもそも自分がいけないんだよなあ、、、こんな歳にもなって働けないなんて恥ずかしいなあ、、、と変に自己否定から気持ちを誰かに話すこともはばかられ、
楽しむことにも罪悪感を感じ、、、
という本当に最悪な状態で自分でもヤバいよなあと思ってました。

ただ、
ありがたい事に息子がいたからこそ、

なんとか朝起きて保育園に送り、
掃除をして買い物に行き、
しばらくお昼すぎから鬱どっぷりになり
夕方からまたのそのそと"息子のために、、、"と夕飯を作ってお迎えに行き、
帰ってからも身支度の介助をし、、、
と生活のある程度のルーティンで身体を動かすことができていました。

私の場合はそれが"追い討ちをかける"とかではなく、
息子がいるから"寝込んでなんていられない!"とギリギリ最悪を免れていたと思います。

それに、ちょいちょい近所に住むママ友さんと子供を遊ばせている間にたわいもない日常会話をできていたことや、
月一ヨガに行く日というのを作ってたのも完全に孤独にならずになんとかやってきけた要因の一つです。

うつ状態の時ってずっと寝込んで動けないということが多いと聞く分、

逆にふと動かねばと、
家にあった家族の「ビリー○ブートキャンプ」のDVDをみて毎日ひたすらやったら痩せたし鬱も治って外に出られた。
ヨガをして鬱が改善した。

なんて話を見たこともあるので

身体を動かすって結構大事なんだなあと思いました。


そしてなによりも、
情緒不安定で自己肯定感爆下がりな当時の私に
ずっと顔を見るたびにニコニコ嬉しそうに笑いかけ、
楽しそうにお話ししてくれて、
たくさんのハグをしてくれ、
信頼してくれていた息子に

私、生かされてたんだろうなあ。
と、しみじみ。

今思えば、そんな不安そうな暗い顔をしてる私をみて、息子自身もよくわからないけどきっと不安だったと思います。

なんとなく息子自身もその当時繊細さが表に出ることが多いというか、
周りを怖がって私がいる時はそばにいないとグズったりとちょっと世界を閉ざしてる様子がありました。

私が問題解決し落ち着くと、どんどん息子自身も明るくオープンに赤ちゃんの頃のマイペースさが全面に出てきて以前より世界が広がったように思え、
年齢や成長もあるかと思いますが不思議とそのように感じました。


こんな気持ちの時に育児しんどい、、、って思いつつも毎日生きる理由を与えてくれ、

自分のことが迷子になってやりたいこともわからなくなってたけど何者にかならないといけないような気がしていた時、
妊娠してその自分探しコースから外れたことに正直少しほっとさせてもらったり、

子供がいるからで制限されたおかげで
逆に私はやりたいことが明確になって、

様々な現実に向き合わされたからこそ、
やっとなんとなく思考が地に足ついてきだし、

旦那さんともたまに対話することを諦めてしまってた部分があったのですが
いや、やはり問題解決には伝えないとどうしようもないんだ。
とそういうことを気づいたり学ぶ機会を与えてもらったり、と

ある程度キツめの圧力というか、
強制的なリセットをくらったからこそ、
たくさん気づくことができたし

まだまだ未熟だけど、
以前の自分より明らかに人間として成長させてもらいました。

私の場合はだけど、
そんなこんなで息子が生きる理由だし救われてるなあと先週思ったのでした。

人間としての底力をレベ上げさせてもらってます。本当に。

子供がいるからこその大きなストレスを与えられたものの
子供がいるからこそ大きく救われてるという

謎なパラドックス。

いや〜、まぁでも、
こんなにもかわいくて愛おしい君を置いて
死ねないよね。

やかましいくらい話しかけてくれて

しつこいよってくらい「かーたん!かーたん!」って頼って求めてくれて

たくさん変なことして笑わせてくれて

喜ぶ姿を見るたびにこちらも嬉しくて幸せになれて

本当に本当に生きる希望を与えてもらってます。


でも、ふと、
これから息子はどんどん
1人の人として親離れして

私も自分のお母さんにたくさん笑いかけ甘えてひたすらに愛してたことを忘れてしまってたように

私とのこの日々も忘れちゃうんのかなあと。

ちょっと、
いや、けっこう寂しいけど、
最高に幸せだった思い出として

死ぬその時までずーっとずっと忘れないんどろうなと思います。

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