【中学入試既出・必読書ですよ】あの高倉健のエッセイです。読みやすい。
【中学入試既出・必読書ですよ】あの高倉健のエッセイです。読みやすい。
『南極のペンギン』
高倉健著
集英社文庫
あの高倉健さんが書いたエッセイです。
朴訥とした雰囲気の健さんですが、文章も朴訥としています。
挿絵が綺麗ですので、本が好きでないお子さんもとっつきやすいでしょう。ただし、お子さんは健さんを知らないかもですw
健さん、ペンギンを南極で見て、「あいつら、人間とおんなじだ」と感想を漏らしています。横取りされてけんかするペンギン。いいかげんなペンギン。こだわるペンギン。ひょうきんなペンギン。
なんというか、あの眼光するどい眼差しで、ペンギンをじっと見つめて、こんなお茶目なこと考えてたんですねw
また、あるとき、健さん、あの千日回峰行の酒井阿闍梨とお会いなさったようです。(僕と同じだ!)
僕は中学生の頃、まさに2回目の千日回峰行の真っ最中の酒井阿闍梨に出会い、僕の頭に手を当てていただいたことがあります。
とっても柔和な気持ちになりました。どんなに偉いお坊さんや宗教の何かの人に出会っても、そんなことは絶対に起きませんでした。
その酒井阿闍梨に健さんも出会っていたとは、なかなかうれしいな。
今頃、天国で酒井阿闍梨に「あ。高倉健です。あの、その節はお世話になりました」とか言ってらっしゃるんでしょうか。
お子さんは高倉健を知らないと思うけど、健さんの人柄が行間からひしひしと伝わってきますので、俳優・高倉健に興味を持つことでしょう。
なお、本著は中学入試の国語に既出です。ものすごく読みやすいので、ぜひお子さまに読ませてくださいね。
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