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仕事と家庭の選択

こんにちは!
今日は業務提携先の事務所にお邪魔して仕事をしていました。
普段は自宅か、いろんなカフェをウロチョロしていますが、
モニターがないと資料がちっさくてはかどらなかったので事務所の設備を借りています。

さて、永遠のテーマだと思いますが、
今日は仕事と家庭について私の体験をもとに考え方をお伝えします。
直近はフリーランスで活動していますが、
1社目を辞めてから社会復帰するまでに感じたことを綴っています。


仕事と家庭の選択


自己紹介の記事でもお伝えしましたが、
初めて仕事と家庭で選択を迫られたのは
1社目の時でした。28歳でのできごと。

当時一緒にいたパートナーは全国で頻繁に転勤があるいわゆる転勤族でした。
26歳で一緒に暮らすことが決まり、家を決めた1週間後には
隣の県へ転勤が決まりスタートから週末婚状態に。

幸いにも隣の県だったので車で1時間程度ということもあり、
約2年間別々に暮らしました。
私が勤めていた会社は当時主要都市にしか支店がなかったため、
とりあえずこのままで働こうということになりました。

その2年間は特に不自由なく暮らすことができたのですが、
このままでいいのか、、?
いつかは会社を辞めてついていかなければいけないのではないか?

という思いが頭のほんの片隅にいました。

そんな中、私が仕事のストレスにより体調を崩す日が続くようになりました。
出社前、ドアの前で涙が止まらくなったり
営業中に立ち眩みがして立てれなくなったり
朝礼中にいきなり崩れ落ちたり
などなど危険信号がたくさん出てしまいました。

また、
個人の都合で拠点移動することが認められないことや
営業職で子育てしながら女性が働き続ける環境が整っていないこともあり、
会社でのキャリアビジョンが見えずモチベーションも低下している状態。

退職を決意

今思うと、退職の選択は遅かれ早かれ変わらなかったと思います。
それなら、自分の生活と並行してできる仕事をしよう!!と決意し、
会社には
「新しい夢として中小企業診断士を目指したい、
家庭の事情でこの先長く働くことは難しいため
社内でのキャリアビジョンを描けなくなった」
と伝え、さっぱりと退職。

上司や先輩からは、
「相談じゃなくて結果報告なら止めようがないよねw」
とまったく止められず、次の夢を応援していると後押ししていただけました。

私は人生の選択をするとき、
本当に1パターンなのです。
ずっとずっと悩んで悩んで悩みまくったあと、
一瞬ひらめきがあったと思ったらすぐに決断。

仕事のストレスは大きかったですが、
本当はモヤーとしているだけで辞めたいとは考えてもなかったんです。

ある日、母との旅行先でぼーっと自然を眺めていた時に
「あ、やめよ」
って頭にその言葉がでてきて、その場で即決しちゃいました。
その後の人生でも大きな決断の時はだいたい一緒ですw

退職後、パートナーの単身赴任先のエリアで二人用の家を借り、
2年越しに一緒に住み始めました。
パートナーはその後、1年に1度のペースで転勤があり、
家庭としては退職してよかったです。

そこから専業主婦と診断士の勉強をする日々が始まりました。
私は資格取得まで3年かかったので、本当に長く社会から離れていました
それまでは、ゴリゴリに外回りの営業をして、成績も安定して、順調なキャリアを築いてきましたが、生活は大きく変わり、毎日が同じことの繰り返し。
毎年引っ越しするので周りに話をする人もいないし、
仕事をしようにも次はいつ引っ越しするかわからず
パートをしても仕事を覚えたぐらいで辞めなければならず。

孤独との戦いでした。
パートナーの仕事は朝早く夜遅く、休日は接待ゴルフ。
本当に話す人がいないww

日々のスケジュールはこんな感じ。
8時 起床
起きた瞬間から黙々とゲーム(FF、ゼルダ)
10時 勉強開始
12時 昼ごはん→ゲーム
14時 気分転換に外へ行きカフェで勉強
17時 帰宅 夜ごはん準備
21時 パートナーと一緒に夜ご飯

この生活でなんと約4年間は社会から離れて生きていました。

コロナ以降は補助金の仕事をリモート兼たまに出社して働いていましたが、
いつ状況が変わるかわからなかったのでやはり正社員ではなくパートの雇用形態でした。

2022年中小企業診断士試験合格・資格取得


3年かけてようやく目的地までたどり着きました。
長い長い道のりでした。
診断士は1年でサクッと合格する方もいれば沼にはまれば
5年以上の長期間チャレンジされる方もいます。
私の場合、3年はメンタルを保つギリギリだったかと思います。

その頃には引っ越しラッシュがおちつき、しばらくは引っ越しがなさそうだったので、ようやく社会にでて働きたい!!!と思うようになりました。

転職活動を開始


転職サイトにいくつか登録し、何人かのエージェントと面談。
そこで言われたのは、
・30代以上は管理職経験を求められることが多い
・1社目退職後からのブランクが響く
・希望の給与額からは落とさないと難しい

などなど現実は厳しかったです。

「仕事と家庭の両立」
とよくいいますが、実際には両立ではなく選択ではないかと思います。

私の場合、生活環境の変化が激しかったこともあり、
特にそう感じました。

コロナ以降、テレワークが定着し、どこにいても仕事がしやすくなりました。
今では、フリーランス用の仕事紹介サイトが数多くあり、会社員でなくとも多様な働き方ができるようになりました。

やり方次第でワークライフバランスが安定するかもしれませんが、
まだまだ女性目線では難しいなーと思うことは多いです。
あの時会社を辞めなかったら・・・
もっと早く働けていたら・・・
なんてタラレバばかり考えていました。

一方で、自分自身も結局女性があきらめないといけないんでしょ?
とどこか勝手な思い込みもあったかと思います。
でも、男性だったら同じような経験は少ないのではないでしょうか?

まとめ


とりとめのない話になってしまいましたが、
流れに身をゆだねる人生も悪くないと最近は考えられるようになりました。
自分が描いていた人生から外れることで、
自分だけでは体験できなかった未知との遭遇や良い影響を与えてくれる人たちとの出会いもたくさんありました。

人生は伏線回収です。
自分が辿ってきたことがどこかで納得できる時期がくるはずです。
ということで、今は目の前のことをこなしていこうと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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