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自分の心の声を聞く

昔から感受性が強く、神経質だ、気にしすぎだと言われ、いつだって自分に自信がなく、私なんか...が口癖。

良いチャンスが巡ってきても、私なんかこんなチャンスに相応しい人間ではないと、受け取れなかったこともしばしば。

いつだって他人にどう思われるか?
他人からの評価こそ全て。
他人軸で生きるって言葉、私のために作られたの?ってくらい、他人から認められることこそ価値があると信じて疑わなかった。

1日の終わりには一人脳内反省会でこれでもかと言うくらい自分を痛めつけるのが日課。

誰かから言われた一言をずっと気にしたり、一人の人に拒否されたらこの世の終わりだと思うまで落ち込んだり。

ここ数年の話、HSPと言う言葉を初めて耳にして、自分はこれかもしれない?と本を読み漁り、読んでみて、あー私はHSPだったんだ、それを知って少しホッとした。

ただ、知ったからと言って何かが変わるわけではない。
自分の生きづらさの根っこはそのままで、ネガティブ思考が一夜にして晴れるわけでもない。

しかし、世の中に一定数私と同じようなタイプの人がいて、それを認めて、受け入れて、HSPである自分を武器にして、自分らしく活躍している人もいるのは確か。

人生80年として、私の人生は折り返し地点を過ぎた。
このままの私でいいわけがない。

思い返してみると、一番の自分の理解者であるべきはずの自分が、1番自分を拒否していた。自分の気持ちに寄り添ってあげたことなんて一度だってなかった!と気づいた。

私が自分自身と向き合うキッカケになったのは子育てで、完璧主義、○○でなければいけない、そんな思考にがんじがらめにされて息ができなくなり、このままじゃ子どもも私もダメになる。
家族が崩壊してしまう!
どうにかしなければ!!

そんな危機感から色々な行動にうつし始めてから、2年が経とうとしている。

2年前の私と今の私。
劇的な変わりはなくとも、スローペースで少しずつ変化を遂げている。(と思う)

まだまだ、自分の心の声を聞くのが下手くそで、自分が本当はどうしたいか?向き合うのが怖くて気づかないふりをしていることもあるし、本当はわかってるのに、他人にどう思われるか?を優先して、無理に頑張り続けたりもする悪い癖が出てくる時もある。

これから少しずつ、この2年間と、今も現在進行中で、私がほんの少しずつ自己受容をしていく日々の出来事を書こうと思う。

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