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この数値の意味って何?【シャッタースピード編】

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

前回、焦点距離についての説明をしましたが、まだまだ大切な数値のお話があります。

それが、シャッタースピードです。

「これからカメラを始めよう」
「最近カメラを始めたんだ」

そんな方にとって大切な記事となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!

では早速いきましょう!

光の4要素

まずシャッタースピードの話をする前に、大切な光の話をします。

そもそもカメラとは何なのかというと、被写体に反射した光を取り込んで画像にする機械、です。(間違ってたらごめんなさい笑)

ということはカメラにとって光の色や量はとても大切だということがわかりますね?

そして、その光の量を決める、つまり写真の明るさを決めるのに主に4つの要素があります。

それが

・F値
・ISO
・露出
・シャッタースピード

です。

それぞれ単に光を取り込む量を調節するだけではなく、写真の表情を変えてくれます。(ISOと露出は主に明るさのみ)

今回はまずシャッタースピードのことに関して説明していきます。

決して難しいということはなく、意外と簡単でわかるととても面白いのでぜひ最後までご覧ください!

シャッタースピードとは

ではシャッタースピードとは何かというと、文字通りシャッターが開いてから閉じるまでの速度のことです。

これは速度、というより時間と考えた方が分かりやすいと思います。


早速ですが、質問です。



シャッターが開いている時間が長いと写真は明るくなる?or暗くなる?



正解はシャッターが開いている時間が長いと写真は明るくなります。
言い換えると、遅いシャッタースピードでは写真が明るくなります。

なぜかというと、シャッターが開いている時間が長いということは、それだけ光を取り込む時間も長くなるということだからです。

光を取り込む時間が長くなれば、当然取り込む光の量も増えます。

よって写真が明るくなるということですね。

これが写真の明るさとシャッタースピードの関係です。


ただ、実は写真に与える影響はそれだけではありません。

シャッタースピードは写真の表情の変化にも影響を与えます。

ここから早いシャッタースピードと遅いシャッタースピードでの撮れる写真の違いをみてみましょう!

シャッタースピードによる写真の違い

まずはシャッタースピードの違いによる写真の表情の変化を比べてみましょう。

かなり前に撮ったものなので、どの数値で撮ったのか記録がなく申し訳ございません。

では、見比べてみましょう!

画像2

画像1

1枚目が早いシャッタースピード、2枚目が遅いシャッタースピードです。

ではそれぞれ見ていきましょう。

早いシャッタースピード

比べた時に1番大きな違いとしてわかりやすいのが、水の動きではありませんか?

こちらの早いシャッタースピードの写真の水の部分をもう一度見てみましょう。

画像3

水滴や水しぶきがかなり細かく描写されていますよね。

これはシャッターで切り取る時間が短く、一瞬一瞬を細切れにした写真を撮ることになっているからです。

水が飛び散っているその一瞬を切り取るので、躍動感のある写真を撮るときに向いているとも言えるでしょう。

また、人の方にも意識を向けるとブレが少ないのも大切な要素です。

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水と同様に、動いている物体の一瞬を切り取るのでブレにくくなります。

ですので、スポーツや動物や車の走っている様子を撮る時にもシャッタースピードを早めに設定することがブレのない写真を撮るのに効果的です。

遅いシャッタースピード

では遅いシャッタースピードではどうでしょうか?

こちらも水の部分にクローズアップしたものを見てみます。

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すると、水が線のように滑らかに写っていますね。

これは長い時間シャッターを開いているので、水滴が動いて流れている様子を撮ることができます。

また、着水している部分も水滴が飛び散っている様子は全くありません。

その代わり、着水した部分の周りに線のようなものが走っているような絵を写すことができます。

また、人の写っているところに目を移すと、何だかブレがありますよね?

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これも当然、長い間シャッターを開けているので、その間に人は動きます。その動いている様子を収めるのでブレが生まれます。

これに関連して、シャッターが開いている間にカメラ自体が動く(手ブレも含む)と当然写真にも動きやブレが生まれます。

ですので、長時間シャッターを開ける(例えば1秒以上)場合は三脚などが必要になってきますね。

少し話が長くなってきましたが、遅いシャッタースピードでは人やもの、動物などの動いている様子を撮ることができます。

水が線のように流れるようなキレイな絵を撮ったり、流し撮りで車の躍動感のある写真も撮れたりします。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回はシャッタースピードに関する記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


光の4要素

・F値
・ISO
・露出
・シャッタースピード

シャッタースピードとは

シャッターが開いてから閉じるまでの速度のこと。
シャッターが開いている時間の長短と考えても良い。

早いシャッタースピード

物事の一瞬を切り取ることに優れている。
動きのあるものをブレずに撮れる。

遅いシャッタースピード

物事の動きそのものを撮ることに優れている。
水の流れ、人の動きなど。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!

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