【テレビ離れ】もう日本のどこにも「お茶の間」は存在しないのに…

お笑いは好き。
バラエティはそうでもない。
お笑いというのは、
漫才やコントなどのネタや
芸人同士でトークで
笑いや人間観察を我々に
提供してくれるタイプ。

「有吉の壁」「ゴッドタン」
「有田ジェネレーション」
「ネタパレ」「クセがスゴいネタ」
「あちこちオードリー」
「お笑い向上委員会」
「月曜から夜ふかし」
このタイプのお笑い番組は、
たいてい、夜遅め。
非ゴールデン番組。

ゴールデン番組ではやりにくい
熱くて尖ったお笑いが、
10時以降は自由に発揮される。
今のテレビ界の習わしか。

7時8時9時にやってる
バラエティ番組では
曖昧にオブラートに包んでた
芸人界の毒舌や風刺が
夜更けは、自由に発揮されて、
意外とクセになる。

芸人の生き様を見たいんだ、
という訳ではないですが、
なんだか風通しがいい。

VTRやワイプが多用され、
タレントと芸人が
一緒くたになって、
毒のない笑いをお届け!
的なバラエティ、
毎日、7時から9時台に
やってる番組は、
誰が支持してるんだろう?
「イッテQ!」を除けば、
他はみな視聴率競争でも
結果は出せていないのになあ。

あの時間帯の
あまりに安全に作られた
バラエティ番組と、
午後のワイドショーが
今、若い世代が
テレビ離れしてる原因では
ないかしら?

テレビ側が考える
ファミリー層という概念、
いわゆる「お茶の間」という設定が
今は一番邪魔になってるように
思えてならない。
もうお茶の間なんて
どこにも存在しないんだから。


若い世代のテレビ離れを止めるには、
視聴者イメージとして
勝手に仮定されてきた
毒のないファミリー層を捨て、
お茶の間ウケ狙いは忘れて、
攻め気味な番組を作っていったら
どうでしょう?

ウケを狙いに行くより、
攻めて支持を得る方が
テレビもお笑いも
きっと長く愛されることに
なるんじゃないでしょうか。







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