【人気焼肉】「satoブリアン」が教えてくれるビジネスの極意は？

数ヶ月予約待ちの焼肉屋は、
都内で10件あるかないか。
こうしたお店は、たいてい、
毎月、予約受付開始日に、
翌月ぶんの予約が全部、埋まる。

一度、かの「satoブリアン」に
必死に予約し、無事に取れたのに、
その前日に、安倍首相が
緊急時代宣言を発令し、
satoブリアンから、
休業のお知らせが来た。
あと一日、緊急事態宣言が
遅かったら、ギリで、
名店の焼肉にありつけたのに…。
思い出すたびに、実に悔しい
思い出となってしまった。

それから数ヶ月。
なんと、また
がんばって電話して、
予約が取れたんですが、
宣言が解除されて数日後。
まだ、若干、社会のムードは
外食に厳しい空気もあったけど、
さすが「Satoブリアン」
もうその日も当然、満席でした。
（席は半分、間引きされていた）

コース１種類のみ。
15品くらいある。
最初、ビーフシチューから
始まって、徐々に
絶品焼肉のラインナップが
続いていき、
途中、お肉感でモタレ始めると
さっぱした小品で
口内をリセットし、
絶品焼肉がまた続く。

とにかく、どれも美味しい。
正直、1万数千円は
高い気もするけど、
15品？以上出てくる。
しかも、順番やボリュームは、
考え抜かれている。
こんなに、お客の心理を
考え抜いたお店は初めて。
最高のおもてなしだ。

ここなら、たしかに
１ヶ月待ち、2ケ月待ちも、
全然、かまわないから
必死で予約をとりたくなる。
うーん、satoブリアンが、
こんなに人気が高いのは
うなづけました。

私は思いました。
自分が焼肉店を出すなら、
これくらい完璧に
お客さん心理ファーストで
もてなさなくては！

いや、焼肉店でなくても、
自分がどんな業界であれ、
お客さんをとことんもてなし、
感動で包めるような
商品やサービスを
出していかねば。

やる以上は、
Satoブリアンに劣らず、
お客さんをトリコにせねば。

とても勉強になりました。
それにしても、
シャトーブリアンを乗っけた
卵かけご飯は本当に
上手かったあ。