【書店】本屋さんの未来について考える。
本屋について考える。
今年になって、都内の人気書店が
2軒も閉店しました。
丸善ジュンク堂店・渋谷店。
有隣堂・ヨドバシ秋葉原店。
どちらも大型書店が経営する
店舗だったから、ビックリ、
というか、衝撃が走りました。
駅前の小さな店なら、
そっかあ、Amazonの犠牲者が
また出てしまったか、
ともなりますが、
有隣堂や丸善ジュンク堂が
閉店となると、話は違っていました。
渋谷と秋葉原。
どちらも、若者の街ですね。
あ、だから、かあ。
渋谷の丸善ジュンク堂は
渋谷最後の大型書店の砦だったから、
閉店を聞いた時は、
残念とかショックというより、
悲しさで胸いっぱいになりました。
これからも書店の苦境は
ますます続くんでしょうか。
この苦難は、要は、紙の本が
売れないのも大きな原因かなあ。
みんな、時代的にも、
電子書籍で本を買ったり利用したり。
デジタル化の時代の流れには
流石に逆らえませんね。
本屋が次々と閉店になるのは、
Amazonでのお取寄せが
理由でありますが、
電子書籍の利用の増加も
大きな理由なんでしょう。
私がこのnoteでひたすら、
Amazonの利用をなるだけ控えて、
本屋さんで買いましょう、
と訴えてきましたが、
それで本屋さんが救われるのか?
となると、それは
違っていたかもしれません(汗)。
ご協力いただいた皆さん、
ごめんなさい。もちろん、
そうした事も大事なはずで。
さすがに、デジタル時代の流れに
抗うのは不可能でしょう。
話は変わりますが、
年末に本が何冊か欲しくて、
駅前の書店で、取り寄せて貰えるよう
注文したんですが、店員さんは
「年末だから、申し訳ないですが、
年末年始は問屋(取次)とか
配送業者が休みに入るため、
7日以上かかります、
すいませんが」と言われました。
そりゃあ、私も出版社の人間だから、
その事情は存じてますよ、
知ってますよ、でも、
それが当たり前に思ってたら、
リアル本屋としては、ダメですよ、
と言いそうになりました、涙。
そりゃ、働き方改革時代ですから、
取次も運送業さんも
お正月はしっかり休みを
取って欲しいところです。
でも、ライバルのAmazonは
年末年始だろうが、
翌日には届けてもらえる…。
これでは、Amazonには
やはり敵うはずないかあ…。
あとは、紙の本屋さんが
日本国内で、今は約8000軒あるとして、
これがどんどん減り続け、
最終的には何軒あたりになるのか、
それを見極めるしかないのか…。
今の半分にはなるかな(汗)?
これから、本屋はどんどん減る。
不景気になれば、値段も倍になり、
雑誌やマンガの主流は、
電子書籍化になるから、
紙の雑誌は次々、廃刊していく。
紙の本は、
一部のマニアだけが買う時代に。
そんな未来を望んでる訳では
ないのですが、少なくとも、
本屋が増えたり、
雑誌が増えることないでしょう。
本屋さんに恋をしてきたのは、
ちょっと間違っていたのかな。
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