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女性建築家として
これまであまり過去を振りかえることがなかった。ちょっと背伸びした仕事をして、全力投球するあまり常にボロボロだった。最初に就いた広告会社は好景気でわりと心身共に余裕があった。1回目に転職したHyattやザ・ペニンシュラ東京などの花屋時代は、人生で一番怒られ、更に自己肯定感が低くなり自分の価値も見失った。 正直かなりのブラックな業界である。もともと夢みがちなタイプで、やりたい事を全力でやったら、花屋には未来がないことを悟ってしまう。
私のこの2回目の建築士への転職はほぼ奇跡である。運が良い人これだけである。 コロナ時期に、一人の命を救った恩恵かもしれない。 インテリアデザイン科でCADの勉強をし、その後、社会人建築学生となった。 20代の頃の大学生より、今の大学生のほうが数段楽しい。 最初から建築学生を目指すべきだったかもしれない。衣食住の中で一番自分にあっていた。 洋服も食べることも好きだけど、職業にするほどセンスが良くなかった。 子供の頃から仕事をしている女性に憧れて今日まできている。
女性の経済的な自立は必要だと思っている。母親だから、女性だから、年相応になんて関係ない。自分の好きなやりたいことを突き進めてみることに意義があると思う。古い価値観に縛られることはない。
ザハ・ハディド氏や妹島和世氏のようにアンビルドでもよいから全力で設計して提案していきたい。
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