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後悔しない選択肢はあるのか?:優柔不断だった僕とあなたにHunterxHunterが教えてくれる事

こんにちは。
コーチのじゅんです。
コーチングを通じた人材育成サービスと
スマートフォンゲーム開発会社の代表でもあります。


今日は「後悔しない選択」について話します。

僕はとても優柔不断な子供でした。
子供どころか、20代までは
ランチのメニュー1つ悩み続ける人間でした。

優柔不断は「性質」なのか

そういう人間と
そうじゃない人間に分かれる先天的なものなのかどうか
これについては簡単に答えが出ます。

違います。

何故なら、
誰にとっても経験があると思いますが
悩む事と、悩まない事があるからですね。
僕のようにランチのメニューに10分悩む人は
パワポのフォントに1時間悩むのか
目的地へ行くのにバスか自転車かを30分悩むのか
誰と付き合うかについて3ヶ月悩むのか

というと、そんな事はありません。
他にも地震が起こった時にどうするかを迷ったり
入国審査で「アナタハナゼこの国へ?」と聞かれて迷うのか
靴を右からはくか左からはくか迷うかというと
これら↑全部に悩む人はあまりいません。

つまり、何に悩むかは、人によって全然違うのです

つまり「優柔不断」は性質ではありません。
あなたがその「事柄」について起きている「状態」となります。

迷う時、何が起こっているのか

何かの本で読んで、
僕の優柔不断が1つ減った言葉があります。
「悩んでいる時、あなたは欲張っている」
という表現です。

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ああ、なるほど。確かに僕は欲張っている。
ランチでどちらにしようか悩むのは
「どちらの方がより良い体験になるのか」
について、可能な限り得をしたいから

なんですね。(僕の場合です)
悩みとは多くの場合これです。

あなたはどうでもいいことには悩まないのです。
例えば、駅のベンチに座る時
4席あるうちの右から2番目か3番目かは悩みません。
どちらも大差がない、と思えるからです。

そこに損得は感じないから悩まない。
でもランチには悩んでしまう。
どちらかを選んだことで胃もたれがしたり
後で選ばなかった方が美味しそうに思えたりしたら
後悔しそうな気がするからです。

この時、いわゆる「たかがランチ」に
あなたも僕も、最大限の欲を持っています。
それが、迷いです。


欲は捨てられない

けど、まずは減らして楽な事もある
というのが僕自身の脱優柔不断ファーストステップでした。
「今これに悩む事は、それほど大事なのか?」
というメタ視点の質問を自分にする事で
悩んでいる自分を一旦リセットしましょう。
その選択肢が人生に及ぼす影響を考えましょう。
実は、ほとんどの事が「気分」程度しか変わりません。


一方で、あなたが内定を2つ得たとして
どちらの会社に就職しようかは悩みます。
どちらかに損、得があると思うからです。

実際に、差はあります。

悩んでしまう問題が簡単ではないのは
「どちらを選んでも一緒だよ」
という事も、そうでない事もあるから。

さあどうしよう?

こんな時に、僕にパラダイムシフトを起こしてくれた
マンガ「HunterxHunter」のエピソードをご紹介します。

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画像が見つからなかったので一部だけです。
ある勝負を持ちかけられた主人公グループ
それは「ロウソクの火が先に消えた方が負け」
というゲームでした。

そして提案した敵からは
「長いロウソク、短いロウソクのどちらかを選んでくれ」
と言われます。

戸惑う主人公グループ。
ここでクラピカが解説します。

不自由な二択とは

「長いロウソクの方が一見有利に見えるが
でも罠かもしれない。
短いロウソクの方が長持ちするかもしれないし
そう見せて、そのままかもしれない」

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1,明らかに条件の異なる2択は人を即断できなくさせる

2,その選択が失敗した時の心理ダメージは公平な時より大きい


なんて嫌なゲームでしょうか。
人を困らせる時にはぜひ使いましょう。
しかし、これを読んで僕は思ったのですよ。

世の中、こればっかりじゃん

って。
僕が人生で向き合ってきた2択や3択に
本当に公平な選択肢なんてあっただろうか?
いや、多分一度もない。

全てが不自由な二択だった
という事です。

言い換えると
あなたが二択だと思っているそれ
公平な選択肢でもないし、
なんなら二択でもない
って事です。

どちらの企業に就職するか、なんて
あなたが知らないだけで
どちらかが圧倒的に良くてもう一個が最悪かもしれないし
就職しない事が最善かもしれないし
どっちも大して変わらないかもしれないのです。
それをあなたは「知らされない」まま選択し、
知らされないまま結果だけ引き受けます。

人生は不自由な選択肢しかない

ここで先ほどのゲームのタネを明かしましょう

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彼の問いかけに
「長いか、短いか」を悩んだ主人公
しかし実際は
「どちらを選んでも渡されるのは燃えやすい不利なロウソク」

そして敵側はゆっくりと燃えるロウソクで勝負する
という罠でした。
二択で悩んでいた事自体まったくの無意味

こんな事、よくありますよね。

告白された2人の男、どちらと付き合ったらいい?

こういう相談を何度か受けた事がありますが
まあほぼ100%「どちらもやめておく」が正解です。
悩んでいる時点でどっちも好きじゃないんだから
付き合っても無駄ですよね?

それはわかっても、
就職や進学では悩んだり
(僕みたいに)引っ越し先では悩んだり
どっちの服買うか悩んだりしますが

果たしてその選択に本当に意味はあるのでしょうか?

どちらかが正解で、どちらかがハズレだと
誰が一体保証しているのでしょうか?


はい。
脱優柔不断シリーズの第1弾は
「その選択肢、意味ないよ」問題でした。

第2弾は
「じゃあどうしたら正しい正解にたどり着くか」
ですよね?
それ長くなるのでまた次回
キーワードは
「メタ認知」
「ゲームのルール」
「ルックバック」
です。

以前書いたNote読んだ方なら
ピンとくる事も多いと思います。


そして本当に悩んでいる時は、
コーチングを受けてみてください。

選択肢に悩んでいる時ほど
コーチングが役に立つ時はありません。
世の中全てのコーチングがそうとは言えませんが
少なくとも私たちのCo-Activeコーチングは
そこに大きな力を発揮する
事をお約束します。

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では、よい一日を
じゅんでした。

サポートされたら、俺はその倍額を寄付する。倍返しだ。