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「あの日の自分」との対話:すずめの戸締まりがどうしても伝えたかった事(ネタバレ無)

みなさんこんにちは
あなたとあなたの組織を史上最高にするCOEDASのじゅんです。
オーストラリア資本で作られた
ゲーム会社の代表もしています。

このnoteでは
人の成長や組織の変革に関わる
心理学や学びの話を中心に書いています。

正月休みを利用して
話題作「すずめの戸締まり」を観て、
「あれ?なんてコーチング的な話だ」
と思ったので
中身の話を全くせず(ネタバレ無で)

この物語の主題

だと僕が確信している
「失われた自己との対話」
について話したいと思います。

ネタバレ防止の為に
中身の話を全くしない
ので
まだ観ていない人が読んでも大丈夫だと同時に
既に観た人が読んでもピンとこない可能性もあります。
「え?そんな話だっけ?」という。

しかし、この作品
普段より多めのエンタメ要素を入れながら
そして物語の辻褄をちょっと強引にしながらも
「こういう話にしたかったんだろう」
という(多分川村Pではなく)新海監督の意図を感じました

全世界が待ち望む最新作『すずめの戸締まり』は、
日本各地の廃墟を舞台に、
災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの
解放と成長を描く現代の冒険物語だ。

公式ページより

公式の紹介文の通り
これは主人公の「解放と成長」の物語ですが
観終わってそういう話だと印象づいた人は少ないでしょう。
よく言えばうまく隠され
悪く言えば曖昧に描かれた「解放と成長」
特に

「解放」とは何から何への解放なのか

という点です。
本当は持論を展開したいのですが、
全部割愛して、
観た方はなんとなく察せる程度にはしたいと思い、
以降の文章を書きます。

常識とは
二十歳までに集めた
偏見のコレクションである

とはアインシュタインの言葉ですが、
人はそれほどまでに
幼少期から十代までの間の経験によって
・世の中への見方
・自分という人間のとらえ方
・人生は何をして、何をしないものなのかという固定概念

を持ち、
ほとんどの人はそれを死ぬまで持ち続けます。

幼少期は特に
記憶が曖昧ながら、
無意識に多くの事を刻み込む時期であり
だからこそ
子育ては大事で難しいのです。

特に影響が大きい事
・〇〇は自分にとって苦手・嫌い
 という偏見
自分は〇〇な人間だ
 という決めつけ
は、大人になった際「人格」となり
まるで一生変わらないものであるかのようにふるまいます。

例えば
幼少期から泣いたりぐずったりしたことで
親の愛情を獲得できてきた経験があると
(末っ子に多いと言われます)
大人になっても、感情の起伏(泣いたり怒ったり)する事で
自分の願望を実現させようとしたり、

逆に自分のわがままを言えずに育った子は
大人になっても人を「気を遣う存在」として
本音が言えず距離を置きやすかったりします。
>これは僕のパターンです。

凄く嫌な例で行くと
子供の頃暴力を受けて育った子は
自分が暴力を振るうか、
DVをする人間と付き合ったりしやすいと言われます。

あなたの人生の「前提」

が幼少期に出来てしまうという事。
それは良い時も、悪い時もあります。

僕の例で言いますと
幼少期から一人でいがち、
兄弟の中では立場が弱い
という経験から
・人には頼れない
・人には気を遣う
・本音は言わない物
・相手がして欲しそうな事をするのが普通
といった「常識」ができました。

それで良かったことも、
悪かったこともありました。

きっとあなたも
そうやって決まった「常識」があり
それがあなたの「人格」になっています。
ここからが本題です。

それは性格ではない

という事。
世の中への「常識」は
あまりに当たり前の為に
あなたはそれを「自分らしさ」とか「性格」とか
「才能(がある、ない)」だと思っていたりします。

実際は、
ただの考え方の癖です
Co-Activeコーチングでは「視点」と言います

これはただの「視点」なので

変える事ができる

のです。
あなたがもし、
自分にとっての当たり前によって
人生がうまくいっていない
と感じている
のであれば、それを変える事はできます。
その方法の一つが、
このnoteの題名でもある

あの日の自分との対話

です。

すずめがクライマックスで
扉の向こうで行なった
あの事です。

当時の自分、
あなたにとって「視点」が出来上がった
あの時の自分
に会い、
その自分と、今の自分で対話をします。
その対話の先に、
あなたは必ず、新しい答えを見つけ
それをあなたの新しい「視点」として生きていきます。

一人ではけしてできないので、
できるコーチを探して受けてみてください。

世の中への視点を変える

という事をあなたは経験した事がありますか?
人生が変わります。
僕自身も何度か体験しました。
僕にとって昔の自分が作った「視点」は
当時の自分を守ってくれたお守り
(映画でいう黄色い椅子)のような存在でしたが、
今の自分にはもう、必要ないものでした。

そうやって、
自分自身をアップデートし、
また新しい人生を生きなおす。


あなたさえ本気で取り組めば
そういう事もできるのが
本物のコーチングです。
ぜひ試してみてください。

あなたの人生が
光で満たされますように

じゅんでした





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