2020年は”動”の年でした。

いよいよ年の瀬なので振り返りを。
社会的にも個人的にも、今年は”動”な1年だったと思います。

普段は思考をアウトプットするんだけど、1年の振り返りということなので”行動”で今年の振り返りをまとめたいと思います。

今年出会えた皆さん、小口はこんなことをしているんだという思いも込めて是非読んでいただけると幸いです。

※後記※
長くなりすぎたので今年の振り返りと来年への振り出しにします。
来年の抱負は明日また更新しようと思います。

立てた目標の振り返り

昨年末のFacebook投稿を確認してみると、自分の目標があった。
せっかくなのでまずそれを振り返り。

・運動する→△(ついにジムには契約。。)
・カメラもっと撮る→×(お出かけできずに頻度を減らしてしまった。。)
・note書く→△(下半期全然かけていない。。)
・できたら本書く→×(企画倒れ、反省。。)
・健康でいる→○(ほぼ体調は万全!)
・個人のスキルを上げる→○(事業分野でスキルを磨けている、はず)
・個人の名前も売る→○(個人名でもらう仕事が生まれてきた)
・周りの人まで幸せにできるように→?(これは周りへのヒアリング必要)

こんな感じ。

コロナ渦で時間はありつつも、自社事業や周辺事業のピポットに時間を使ったりして、仕事以外の目標の達成度はまだまだ。
時間の使い方をうまくするのは、引き続き来年への課題にしようと思います。


今年とった行動とそこに伴う思考

コロナで失われた1年なんて言われるけど、小口としてはとっても動き回った1年だったと大晦日の今日感じています。

なにがそんなに動いたんだろう?と思って1年間のカレンダーを見返してみた。

そして毎月、自分の中で大きかったトピックを考えてみた。

1月:PORTOで初めての店長
2月:出張の概念が変わる前の最後の出張
3月:コロナウイルスの流行
4月:飲食店支援note公開
5月:自宅の引っ越し
6月:30日連続オンラインセミナーを実施
7月:旅行業対応(GoTo&観光PR)に終始
8月:JALグループとの提携発表
9月:モチベーションの欠落
10月:沖縄ワーケーション事業に参画
11月:地元富士見に仕事でコミット開始
12月:1年の総決算と生きるを考える月

今回はそれぞれをちょっとずつ考えてみたいと思います。

長いです、お付き合いのほどよろしくお願い致します!

1月:PORTOで初めての店長

昨年末に出会ったソーシャルバーPORTOに店長として初めて立った。
ここから年内には全部で4回立つことになるし、なんなら突然2周年記念パーティーの司会もやった。笑
PORTOってとっても不思議な場所。日替わりで30人の店長がいるから毎日テーマが変わる。だから、飲みに来るというよりもその人に会いに行くマインドの人が多い。

僕が素敵だなと思うのは、PORTOの店長の人っていろんな顔を持っていて大学生の時に自分が想像していた”社会人”ではない人が多いこと。
想像では、大手に勤めて社内で活躍して偉くなっていくのが社会人だと思っていた。(もちろんこれは凄いこと!)

でも、PORTOの人はパラレルが上手な人が多い。
ネット広告の会社だけど調香をしていたり、コミュマネしながらカレー屋さんになったり、そもそもオーナー2人が自分の仕事を持ちながらPORTOという場を作り出していたり。

ライフワークとライスワークじゃないけど、自分の思考がはっきりあって魅力的な大人が多い。大学生の人生相談とかやったら本当に役に立つとずっと思っている。笑

品川に新店舗もできるので、来年ももっと魅力的な大人と出会って自分も魅力的な大人になりたい。

2月:出張の概念が変わる前の最後の出張

今年は昨年に比べて出張が減った。
とはいえ、経県値マップにしてみるとほぼ去年今年で日本中に行っていることになると改めて驚いた。

コロナの影響もあって、6月ごろからは自治体もオンライン会議ができるようになり、出張に行かなくても全国とMTGができるようになった。
でも同時に、やっぱり出張はなくならない、とも思った。

東京から来たよそ者がオンラインで何か都合のいい話をしても机上の空論。
現地を感じて、面と向かって真摯な話をしないことには伝わらない想いってあるし、何より本気度を伝えることはできない。特に地方の仕事に関しては尚更。

オンラインとオフラインの使い分けと出張の概念は今年大きく変わったことの1つ、来年もまだまだ過渡期。この変化の追求は続けたい。

3月:コロナウイルスの流行

言わずもがな今年社会が最も動いた事案。
今までの当たり前は当たり前じゃなくなった。

特にうちの会社は旅行業にあたる業界。
正直にいうけど、本当にきつい1年だった。本当に。。

旅行商材の売上は3月から半年以上0。
その中でもオンラインの地域体験をふるさと納税でできる #おうち体験 など、頭も体も動かしてなんとか凌いだ1年だったと改めて思う。

常に何をしてても会社がなんとかなるにはどうしよう、が頭から離れない日々。でもうちのスタッフのみんなが本気で協力してくれていろんな試行錯誤をみんなでできた。
いまのメンバーじゃなかったら早々に諦めていたかもしれないなぁ。
本当にメンバーには恵まれていたし、こういう時だからこそ一緒に前に向かうメンバーの重要性を教えてもらった。
改めて、みんなありがとう。

4月:飲食店支援note公開

緊急事態宣言も出たことで、飲食店がつぶれはじめた4月。
僕の大好きなお店(週2,3回は飲みに行っていた)もランチ営業のみに。

店長と話す中で、テイクアウト、デリバリー、通販の3チャネルを最適化し、どうやって売上を最大化するかという話になり、Twitter経由で仲間を募集。
安藤さん(@ando_engineer)と一緒にnoteを執筆。

実際に飲食店からTwitterのDM来たり、とてもありがたい反響があった。
BASEとかモジュール使えば?という声もあったけど、自分としては”無料”にどうしてもこだわりたかった。
たかが数%かもしれないけど、現場からしたらとっても大きな数%。
それを完全に0から作れたのは安藤さんのおかげ、ありがとうございました。

仕事じゃないけど、自分が好きなことを自分から動くことの面白さに気づいた。

5月:自宅の引っ越し

個人的にだけど、2km圏内でのミニ引越しを。
コロナで地方回帰が進む中、あえて都心部に住んだ。

会社と家が近くなり自転車でも通えるように。
ただリモートワークが増えるとやっぱり都心にいる必要性は減るなと再認識。

ただし、徒歩数分圏内で飲食と買い物が済んでしまうので生活区域はミニマルになる、会社も含めて。
少ない荷物で少ないエリアで生きることが好きな人にはとてもいいのかも、ハマる人はハマりそう、俗にいう職住近接型。

ただやはり田舎者の僕からすると、もう少し広くて緑があって生きている感覚を五感で感じられるエリアに恋い焦がれています。無い物ねだりだ。

1人でなく誰かと暮らすという新しい動きも、自分の中ではとっても面白い。
いろんな新しいことをこの生活の中でも学んだ一年でした。

6月:30日連続オンラインセミナーを実施

観光や地方創生の有識者を呼んで、1ヶ月、毎晩セミナーをする企画。
正直、30日連続はもうやりたくない。笑

ただ、改めて今でも見返すほど内容は最高に面白かった。
アーカイブもあるのでコチラをぜひ見てみてください!


対談している自分が楽しくなって、興味を持って話していたから毎回時間オーバー。(インターンで裏側をやってくれたみんなごめん。笑)

大学教授に、内閣府の方や首長。
他にも民間で地方や観光業の第一人者と言われる方々とお話できたことは、自分にとっての財産になりました。

ご登壇いただいた皆様、この場を借りて、本当にありがとうございました!

7月:旅行業対応(GoTo&観光PR)に終始

GoToトラベルが発表されたこの時期から、少しずつ業務が忙しくなってきた。
一番はGoToトラベルへの対応。

結果的には、日本で唯一のGoTo×ふるさと納税とリリースができたが、GoTo事務局や総務省、旅行業協会など多方面へのヒアリングから要件定義、サイト上への実装まで、法律の把握から実際のディレクションまでほぼフルで0から新しいことを作り上げた1ヶ月。
9月にはリリースも無事でき、PR露出もかなり多かった。

エンジニアチームの皆さんにも、この辺りは本当にワガママを言って迷惑をかけました。いつも思いを汲んでくださって本当にありがとうございました。
実際の寄附が入ったり、情報番組への露出が多くあったり、それが一番報われたと実感しています。

また、今年一番コミットしたとも言える静岡県沼津市。
夏の観光PRをご一緒させてもらったり、市役所に席を置かせていただく話をしたりと、いままでほぼ行ったことなかったの沼津は今や大好きな街になりました。高橋さん、とってもお世話になりました!

この辺りから、プラットフォーマーだけではない仕事を考え始めた割ときっかけになった仕事かもしれません。

8月:JALグループとの提携発表

一番大きかったリリースはこれ。
(サービスローンチからリリースを沢山描いてきたので、1つ1つを深掘りするnoteを来年書いてみたいな。)

2月くらいから動いていた案件だけど、コロナで航空会社は大打撃。
そんな中でも8月に公開できるよう動いていただいた日本航空の皆さんとジャルパックの皆さんには本当に頭が上がりません。

小さいことからずっとJALで旅行していた自分として、この契約の中身を詰めて最後まで進められたことはとても感慨深いものがありました。

やっぱり体験だけでは人は動かない。
ホテルや交通など、旅の目的になる(それだけで旅に行ける)商品が一番魅力的であると身を持って体感できた。

来年はもっともっと魅力的な商品を増やしていけるように頑張りたい。

9月:モチベーションの欠落

これはまた落ち着いたら別でnoteをきちんとまとめます、絶対。

ただ、うちの会社は博報堂グループの社内ベンチャーで、期限が決められてできている会社。
そのルールの中で、会社が宙ぶらりんにされた1ヶ月だった。

経済活動を全て禁止され、新しいことも何もできない。
会社がなくなる恐怖がすぐそこにありながら、もがくこともできない1ヶ月。
ここで正直、会社に対するモチベーションは全てなくなった。
事業をやめることまで考えた。

ただ、今も続いているのでお分かりのとおり、僕らだけでないとっても多くの人が助けてくれて(特にYOMIKOの皆さん)、なんとか持ち直した。
本当にここも頭が上がらない。

事業に対するモチベーション作りがどれだけ大事か自分で実感した。
逆に良い経験だったと今は思えています。

10月:沖縄ワーケーション事業に参画

ありがたいことに、各所のつながりがとっても増えた今年。
象徴的なのが慶良間諸島のワーケーション事業。

様々なところで出会った方が繋がって、慶良間の事業にコミットできることに。もちろん最年少の若輩者である僕に対して、とっても真摯に向き合ってくださる皆さんとのこの事業はとても楽しかった。

モチベーションがなくなっていた時期だから尚更かも。
でも気分転換含め、沖縄でのこの事業はきっと一生忘れないくらい素敵な思い出になっています。


この記事は最高に面白かった。笑

この仕事を通して、個人のつながりが仕事に結びつくことが増えていった。
きっと自分の人生の分岐点になる、そう本気で思えた1ヶ月でした。

11月:地元富士見に仕事でコミット開始

そして、これがとっても嬉しかった。
JR東日本と塩尻市、富士見町が取り組むワーケーションプロジェクトに参画しています。

これも繋がりあってだけど、地元を思う気持ちでアサインいただいたと伺った。
今まさに実行中、富士見町の活性化に自分ができることは全部したい。本気でそう思って活動できているのは地元愛ですね。

そもそも、今の会社を作るときの思いも地元富士見をなんとかしたいという気持ちが一番だったし、学生の頃から今までずっと自分ができる地元貢献をしていたいと思っていた。
それがこういう立場になってきて少しずつ実現でき始めたこと、これまた嬉しい。

先日のPORTOイベントも楽しかった!
一緒に参画しているグミさん(@gumi_yoshida)とまさかのPORTOという共通点もびっくり。

来年2月にワーケーションのモニターツアーを実施するので、また告知します。
ぜひ皆さん、長野に来てみてください!
もちろん特急あずさに乗って、ね!

12月:1年の総決算と生きるを考える月

今月は怒涛だった。。

博多、北海道、山梨、長野、神奈川と、毎週東京にいない生活が続いたけれど、全部今までの活動に繋がっていて、個人的には1年の総決算的な1ヶ月。

そんな中、仕事とは関係ないけど、NetFlixで今際の国のアリスをみた。そして漫画を全部一気に読んだ。

「生きる」ことに曖昧な現代で、
正面から「命」に向き合う超大作

これが自分に刺さる刺さる。
このコロナのタイミングかつ年末に見るべき作品だった。

何のために生きているのか、何のために働くのか、人生のゴールって何なんだ。
とっても考えさせられる作品だった。

自分に置き換えて考えると、自分が生きる意味は、世の中の誰かを笑顔にする何かを残すこと。
こう思った。

サービスでも仕組みでも、広告でも場所でもなんだっていいけど、自分がいなくても誰かが笑顔になる仕組みを作って、自分が死んでも世の中にそれが残り続ける。

それを何方向でいくつ作れるか。
それを目指してずっと生きてる気がする。

まずは身近な人、大切な家族を笑顔にさせられるように。
そしてその上で、世の中へインパクトのある仕組みを残したい。

そんなことを考えさせられる12月でした。

2020年最後に

毎年同じこと言っている気がするんだけど、今年も本当に素敵なみなさんに出会えたからこそ素敵な1年になりました。

12ヶ月分書いていても、毎月誰かへの感謝が入ってくるくらい、たくさんの縁と恩に恵まれた一年でした。

それもこれも、まずは自分が”動”いたからの結果だと信じて、来年は動くだけではなく、もっと前に進む年に。

2021年は”歩”の年にしたいと思います。

今年は皆さま本当にお世話になりました!
来年からも、もっともっとよろしくお願い致します!

明日は来年の抱負を!

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