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テスト返却は帰り道の気分を左右する

二週間に及ぶ辛いテスト期間もようやく終焉を迎え、週末はストレスからの解放を友人たちと祝福した。

コストコで大量のステーキ肉、お寿司、ショートケーキ、ワインを買い占め、自宅でパーティ。

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友人の一人が海鮮系が苦手だと言い始め、サーモンやマグロが抜かれてしまった寿司セットにうんざりしつつも、パーティは大いに盛り上がり、会場である我が家は無事、充満したステーキの匂いが染み付いた。

楽しい週末も終わり、また新しい週が始まる。テスト返却だ。

「どんな問題を出されても解けるように準備をする」テストの勝利法は至ってシンプルだが、ご存知の通り実行するのは難しい。手応えのある教科もあれば当然ない教科もある。それに加えてどっちに転ぶかわからない教科もある。これが厄介だ。

手応えのない教科だったら事前に心の準備ができるが、どちらの可能性もある教科だと根拠のない期待をしてしまったりする。返却されたときに落ち込むパターンだ。

私はテストの結果が一番心に影響するタイミングは下校時だと思う。良い結果の時は心配することはなく、心地よい達成感を享受できる。だが、良くない結果だった時は本当にひどい気持ちになる。学校ではまだ友達がいるから話しているだけで気を紛らわせられる(紛らわせられないほど点数が悪くてフリーズするケースもあるが)。しかし授業が終わって友達と別れて一人になった時、良くない結果のショックが身に沁みる。単位のこと、周りとの比較、親への報告、プライド…。気分は落ち込む一方で、いらないことまで考え出す。負のスパイラルだ。

だから私はその日の授業の最後が、自信のない教科のテスト返却だったら、その時点でかなり落ち込む。

帰るときに落ち込むことを想像して落ち込むのだ。



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