南米アルゼンチンという国での挑戦
おはようございます。森山 潤です。
世界各国にプロサッカー選手・監督を輩出し続けるアルゼンチン。その強さの秘密に迫る事をベースに、「育成環境や指導法」・「クラブ運営と強化」等、日本の育成年代の選手や監督、南米サッカーやスポーツに興味を持つ方に向け発信出来ればと考えています。
よろしくお願いします。
まずは少しだけ自己紹介させてください。
1.自己紹介 ~選手~
1994年 アルゼンチン ロサリオ市にある「レナト・セサリーニ」というクラブに選手として所属しました。
このクラブは選手、指導者の育成に長けていて、前レアル・マドリード監督 サンティアゴ・ソラーリやマスチェラーノ選手、前アルゼンチン代表監督 ホルヘ・サンパオリといったアルゼンチンを代表する人材を輩出しています。
当時、スペイン語を全く話せない、ワールドカップ未出場の国(日本の初出場は1998年)からプロデビューを目指し挑戦することになりました。
その後、言葉がわからずコミュニケーションが取れない日が 2ヶ月は続いたと思います。練習では全くパスが回ってこない。紅白戦にも出場出来ないといった様々な厳しい状況を経験することになりました。
技術に長けたアルゼンチンの選手と同じ戦いをしても彼らより優れるのは簡単ではありません。試合に出場する為に、彼らと異なるしか活躍の道がないと思うようになりました。
まずは、彼らが一番嫌いなフィジカルトレーニング(走り込み)で常に1番を取り続ける事。そして彼ら以上の時間を練習に当てる事を決めて取組んでいました。
努力を続けられる事、日本人が海外で活躍する為の大きな大きな武器になります。
2.指導者としてのスタート
帰国後、スクール・ジュニアユースクラブ・ユースクラブを設立。
2011年 再びアルゼンチンに渡り、監督ライセンス取得(S級相当)。アルゼンチン1部クラブのユース年代でコーチを勤め、2017年 アルゼンチン1部クラブのトップチーム、サテライトチームでコーチを勤めました。
当初は、とっさにスペイン語が出てこない事で、指示が遅れてしまう。選手の時以上にボキャブラリーの少なさは致命的でした。
3.「リアルサカつく」in Argentina
日本人選手、指導者が世界で活躍する為の環境を作るために、2019年アルゼンチンで日本人オーナーによるサッカークラブを設立。
2020年 5部リーグから挑戦を始めます。
努力を惜しまず続けられる日本人選手が、世界で活躍する為には、成長しなければならない環境が必要です。
南米でのクラブ運営には、予測不可能な事態が数多く出てきます。びっくりするような南米ならではのエピソードなどを、スポーツにかかわる皆様と共有するnoteになればと思います。
森山 潤をよろしくお願いします。
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