イタリア旅行のウラ画面〜旅の予約あれこれ〜
2022年8月中旬。
久しぶりの海外旅行。
備忘録として、旅の記録を残したい。
コロナ禍が半ばを過ぎている時期。新型コロナワクチン接種を3回済ませている事が条件で旅行やエンタメ業界の活動が再開されていた。
コロナに加え、ロシアによるウクライナ侵攻も始まり物々しい世界情勢の中、悩みに悩んで「行くなら今」と決断した。
2023年5月8日、新型コロナウィルスの感染法上の分類が5類相当に移行されている。PCR検査やワクチン接種も少し過去の話となりつつある。
往路
羽田空港→フランクフルト乗継→ミュンヘン乗継→ナポリ到着
ロシアのウクライナ侵攻の影響で、このような超遠回り航路でイタリアへ。
機内の上空映像を追っていると、ロシアに背を向けてアンカレッジへ向けて飛行しヨーロッパに向かっている大回り。
夏休みど真ん中であるはずのハイシーズン。
エコノミーの座席は体感で半分くらいしか席が埋まっていなかった。
（空席に荷物おける、エコノミー席3席をぶち抜きでベッドとして利用している人もいた、CAさんからお咎めとかはなし）
2022年当時の世界情勢を反映しているレアな体験。
①ワクチン接種証明書アプリ登録＆帰国前のPCR予約
携帯に「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をダウンロード。
3回接種分の情報をインストールする。
この証明書は海外旅行に限らず、国内旅行のホテル宿泊やコンサート等の入場条件として呈示するので、一度ダウンロードしてしまえば楽。
「My SOS」というアプリを2022年8月当時ダウンロード。
帰国72時間前、渡航先でPCR検査を受けて「陰性」であることをアプリに登録。日本入国時にこのアプリ画面「陰性」ページを水戸黄門の印籠のように係員に見せながら税関を通過。
2023年5月現在、このアプリは「Visit Japan Web」に集約される。
オプショナルツアーが予約できる「みゅう ヨーロッパの個人旅行」でPCR検査を予約。日本人スタッフの方がホテルのロビーに迎えにきてくれる。車で検査会場まで送迎してくれた。現地のドクター＆看護婦とのイタリア語のやり取りもしてくれて便利。
検査が終わったあと、現地のおすすめ情報も教えてくれた。2022年8月当時、日本人観光客数が激減しており歓待された。
本来ならPCR検査の付き添いではなく、遺跡巡りなど観光ガイドのお仕事をされているのでコロナ禍は大打撃のはず。
「早く日本の方にイタリアへ遊びに来て欲しい、寂しい」と全力でおっしゃっていた。イタリア人の方と結婚されているそうで、日本の芸能情報等は詳しくないと言っていた。若い頃は「伊藤みどりさんのおっかけをしていた」そうで羽生くんの情報は知っていた。（フィギュアファン？）
ガッキーの話をしたらご存知なかった。
早割でいつもの携帯を海外仕様モードに登録する。
旅行期間を予め入力して、イタリア滞在中に通話やLINEのやり取りができて便利だった。
②GetYourGuideでヴァチカン美術館などの予約、Ticketoneでポンペイの遺跡、最後の晩餐はVIVATICKETで予約
ポンペイの遺跡：1人18€＠ticketoneで購入
ローマ コロッセオ：GetYourGuideで購入
フォロロマーノ：GetYourGuideで購入
（コロッセオとフォロロマーノはセット購入、1人￥4,145）
ヴァチカン美術館＆システィナ礼拝堂：1人￥4,852＠GetYourGuideで購入
最後の晩餐：1人23€＠VIVATICETで購入
ユーロ表記は現地HPから予約、日本円表記はGetYourGuideで予約。GetYourGuideは旅行に関するアクティビティや現地ツアーのオンライン予約を扱うウェブサイトおよびアプリ。
訪問先HPでの予約が困難である場合は日本語で予約ができて、且つ現地のインフォメーションセンターでスタッフに旅の情報を聞くこともできて便利だった。公式HPで直接予約するよりは少し（20〜30%ほど）割高だが、安心をお金で買えるならありがたい。
公式HPで予約が取れない場合の「お助け」としてGetYourGuideが押さえている枠でツアー予約が取れる。
ヴァチカン美術館、最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラッツイエ教会は大人気スポットであるので予約必須。
特に最後の晩餐がある教会は、こじんまりとした建造物で収容人数が少ない。（確か30〜40人ほど）
「箱」が小さく、一度に入場できる人数が限られるため予約が困難になる。
ただし、予約を取れば決められた時間に「ゆっくりと堪能」できるので満足度が高い。
③都市間移動は新幹線 ナポリ〜ローマはItalo,ローマからフィレンツエ経由ミラノはFrecciaRossa
都市間移動の道中、美しい車窓からの風景を撮影したりお菓子を食べたり快適な鉄道の旅を満喫。
でも、目の端はいつも自分のスーツケース！！
絶対、目を離さない！
旅行前に「スリ被害に関する症例」を頭にたくさん叩き込み、心は万が一に備えていた。
ナポリ〜ローマ italo利用 1人35.9€
ローマ〜フィレンツェ Frecciarossa利用 1人38.65€
フィレンツェ〜ミラノ Frecciarossa利用 1人45.65€
2022年8月当時、意外とイタリアはマスク推奨をしていた。
欧米の観光客でマスクをしている人は見かけない。
（二の腕にマスクはスタンバイしているけど、飾り）
車掌さんが「マスケリ〜ナ〜！マスケリ〜ナ〜！！」って
マスク着用を促した瞬間だけ付けて、通り過ぎたらマスクは秒で外す。
日本人は己の中にマスク警察がいるくらいマスクしっぱなし生活なので
イタリアの夏もマスクで過ごせるくらい鍛えられていた。
無事に日本帰国、備えあれば憂なし
イタリア旅行から無事帰国して半年以上が過ぎた。
コロナに罹ることなく予定通り帰宅できたことに感謝。
イタリア、何処の都市も素晴らしかった。また行きたいな。
お金、貯めよう！
Junko Summer
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？