LOOK DEEPER by Junko Sasanuki

思うことを意識的に少し深く見つめて言語化する LOOK DEEPER  筆者:笹貫淳子…

LOOK DEEPER by Junko Sasanuki

思うことを意識的に少し深く見つめて言語化する LOOK DEEPER  筆者:笹貫淳子 ●コーディネイター&プランナー。アートプロジェクトマネジメント・企画運営、ブランディングなどアート&クリエイティブ業務。言語:日本語・英語  junkosasanukicreation.com

最近の記事

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HELLO- INTRODUCTION

はじめまして!NOTEビギナーです。自己紹介をさせて頂きます。 ファッションのブランディング・マーケティングを経て、現在はコーディネイターや、アートプロジェクトプランナーの仕事をしています。 英語が好きで卒業先の進路は商社一択。ジュエリー商社へ転職し、ブランディングディレクターとして年に3回はNY第一線のクリエイターたちと超ディープに語り、日本ではバイヤーやメディアとの仕事で全力投球。その後は外資系インテリア会社のマーケ&PRで「住む」にフォーカス。 人とのご縁は不思議

    • ずっと君たちの下僕でいたい

      人それぞれ、自分の生き方や考え方に影響を受けた何かがあるように、私にとってその一つが猫だ。長女のびいだまが我が家に来たのが2011年。それまで私は猫がとても苦手だったのだ。その暖かくてふわふわしている生物がどうも。。。。けれどずっとの家族として「受け入れる」ことになっため、当時何でも勉強から入っていた私は、猫の習性や猫が好むこと、嫌いなことを片っ端から読み、用意すべきものを購入し、保護主から我が家に引き渡されるまでの数週間を「良き飼い主」になるために費やした。 保護主さんか

      • 今年の漢字を1月に決めてソール・スタインバーグの手帖に書き込んだ

        1月も半分過ぎて手帖を新調した。イギリスのREDSTONE DIARYの2024年版、今年のテーマはずはり「ファミリーダイアリー(家族の日記)」。表紙絵はソール・スタインバーグによる1968年の作品「ファミリーポートレイト」。どこかホラーのようでもあり謎めいている。表紙を開くと、イギリスの作家ジュリアン・バーンズによる寄稿。家族とは退屈で時に、容赦無く、辛辣だということが皮肉と愛情たっぷりに書かれている。うん、確かに。無償の愛を差し出し合う家族ではあっても、家族とはそういうの

        • 海辺のドライブと写真展

          リモート会議がリスケになったある朝、ポカポカ陽気に誘われてあてもなく桂浜方面へドライブ。太平洋に面した海岸通りを走っていると「マリーンロード」というレトロな喫茶店に出会した。ちょうどコーヒーが飲みたかったから入る。客はいない。ごちゃごちゃのカウンターに背を向けて向け眼下に広がるは絶景オーシャンビュー。エプロン姿の初老の女性が淹れてくれたコーヒーは薄い。でも美味しかった。居心地良かった。全面ガラス、天井が高くコンクリート剥き出しの空間にはクラシックが流れ、使い込まれた籐の椅子や

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          山羊座シーズンに自分の内側を覗いてみた

          山羊座新月が1月11日からスタートした。私は星読みを軽く気持ちに取り入れている。山羊座はコツコツと積み上げて成功する努力の人だそうで、山羊座といえば私は真っ先にユーミンを思い浮かべるが、あの方も17歳のデビューからコツコツと長期戦で積み上げ大きな成功を手にされている。 会社員時代に上司に言われたことがある。「やりたいことがあるなら、その島に指1本でも良いからしがみついておけ。やり続けたいことなら指が震えても離すな」と。今でも奮起することがあるし、震えるくらいならもう手放して

          山羊座シーズンに自分の内側を覗いてみた

          『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』

          2024年3冊目の完読は『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』(原田マハ・著)。 いやー、良かった! 「わだばグォッホになるぅ」とゴッホに憧れた青年、棟方志功。青森から上京し油絵画家を目指すも独学でコネもない、材料を買うお金もない、3畳一間の間借り暮らしで雑草を食べていた駆け出しの極貧時代から版画へと転向する遍歴、民芸運動の父・柳宗悦と濵田庄司、河井寛次郎との出会い、視力との戦い、戦争そして「世界のMUNAKATA」へと開花する物語を描いた小説

          『板上に咲く- MUNAKATA: Beyond Van Gogh』

          HAKU - 1

          「掃く」は気持ちが良い。 毎朝、家の周りと玄関を掃き終えると、近くの氏神様へ散歩がてら箒と塵取りを持って向かいます。鬱蒼とした背の高い杉の木に覆われている古びた素朴な神社へ上がる階段、境内までの道、灯籠、苔むした狛犬に散る落ち葉などを払いながら掃き掃除をすると、本当に気持ちが良い。 なぜ掃くことで気持ちが良くなるのか? 調べてみると、風水や運気にも良いということが出てきます。ふむ・・・運気アップのためにやるという行為の入り口がそもそも違うのです。まったく違う、そうじゃないよ

          「汲む」を読む

          NOTE再開。 2024年は「書く練習」がやりたいことの一つ。今年は、自分が感じることを踏み込んで「文章」として記録しようと決めました。これは決して「心地よい暮らし」でも「素敵なあなた」ではなく、時にはヘドロや棘も出ます。自分がその時に感じた何かを言語化するのは、なぜそう思うのか?と自分に問う必要があり、このNOTEのタイトルを "LOOK DEEPER"と名付けました。「書く」という行為が目的なら日記でも事足りるけれど、「練習」は上達が目的なので、「誰か他人が読むかもしれな

          04242020 Heart of Gold

          なんしバタバタしている。いや、頭がグルグルという方が正しいか。 お仕事(本当に。。。ありがたい)、打ち合わせ、オンライン会合。 それはそれとして、ずっと頭がグルグル回っている。アレもしたい、コレもしたいとも違う。〜せねば、とも絶対違う。 頑張ってるとも違う。(先日インスタグラムSTORYに「頑張っているってダサい」と書いたら、思いのほか共感メッセージを頂いた。投稿コメントと違い、DMでのメッセージは物凄いクローズドコミュニケーションで面白い) 本当にこれからどうなるか分

          04152020 bravo Osaka

          大阪府民であることに救われる日々。 今日の会見は涙が出そうになった。 その後のテレビ出演も伝わった。 直視で向き合う。 良い話しばかりではない。 でも、ちゃんと経緯も説明してくれる。 自分の言葉で伝える知事。 昨年、運営に関わっている ウォータースポーツの世界大会を 大阪中之島の川で初開催したときのこと。 大会代表と吉村知事の記者会見を府庁で実現。 事前に行政と私はかなりの打ち合わせ。 会場レイアウトから香盤表やら台本作り。 まるで天皇陛下に会うみたいやな!と、 初め

          プロジェクトはじまりました

          さて、「クリエイティブコーディネイター」て何?とよく聞かれます。 アート・写真・イラストなど様々な「アートワーク」と、それを生み出す「クリエイター」と、それを用いて『何か』をしたい「クライアント」の3つを繋げて、良い形の成果物を目指し皆がストレスなく進行できるよう運営・進行管理をしていく仕事です。マネジメント、方向性、コミュニケーション、落としどころ、先読みなど、まさに「クリエイティブを軸に」チームワークでお仕事をさせて頂いています。 現実的にも理想的にも私が生きていくに

          プロジェクトはじまりました