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ファッションの基本。崩し、外し、抜け、遊び、そういうお洒落なことができるには、まず基本。だらしないか悪趣味に終わるかお洒落を制すかの、大きな差。ドレスコード・第4弾・そしてファッションはお金ではないのじゃ。
さてさて、前回の、この一着の選び方、ドレス・基本編をご覧になった方からぜひ一着作りたい、デザインお願いできませんか?というお声が!
noteの反響に驚~。前々回の、ローブモンタンテ風のワンピースや、タキシードにもご質問・お問い合わせ、ありがとうございます。
タキシードは黒 一択?
で、今日はカップルバランスと、そのアドバイスから。
タキシードは黒じゃないと駄目ですか?という質問もあったので、こちらの画像を。
ミッドナイトブルーのカップル、すてきやわー。マ、お二人とも攻め攻めですが(いろんな意味で)色の合わせは完璧ですね。でも、ご自身のものをレンタルじゃなく一着、とおっしゃる場合、黒がいいです。どっちや!
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正直、ミッドナイトブルーも捨てがたいタキシード色。2着目は是非という感じ。以下は 夫のミッドナイトブルーのタキシード姿です。
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ただ、あの演歌歌手か夜のお仕事か?に見える艶やか系のタキシード、あれは日本独特で、ちょっと私には理解できないかな。あの感じを格好いいと思ってしまう感覚は、男性のビジネスシャツにやたら装飾を付けているデザイン(あれも日本独特、あちゃーです)を選んでしまうのと似ているかも。この話は、ビジネススタイリングのポストする際にでもお伝えしますね。
話は、ブラックタイディナー、パークハイアット東京・ジランドールに戻しますね。過去ポストを思い出してくださいねー
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の前に、、やはり洋装なら洋相の方々のお手本を。同じブラックコーデで。
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女性の若々しいロングドレス、個性的でインパクトあります。バッグがいい。靴がちょうど見えないくらいのロング丈、そこは正統です。
カップルバランス
ドレスコードは男性のコードに準ずる。
というのが、きまりになります。
まぁ 現時点ではね。
しつこいよ!もうこの画像。何回出すねん。↓
しかしお手本的には 非常にわかりやすいので、何度も採用。まず
このドレスを着ていっても大丈夫、と思ったのは、sakurada氏が、自分はタキシードでいきますね、とさらっと最初に言葉にしていたからね。8人参加のこの会で、ブラックタイでいう正装の人がいる⇒じゃぁ安心してロングドレスいかせてもらいまっせ!となるわけ。
男性のドレスコードが高ければ、女性はどこまでもお洒落をしていいのです。それがお決まり^^
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じゃ、これは駄目なんですか??⇒ いや、大丈夫なのです。↓
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へ?!なんでなんで?の声が聞こえてきそう。メンズがブラックタイ、タキシードの場合、実は「~でなくてはならない」の枠が、かなりゆるやかになっているんです。極端に言うと、ドレスダウン要素もOK、ということ。えええ?!最上級じゃないの?
いえ、ホワイトタイコードではないので、女性の自由度はかなり広がります。ただ、、実はこの日のtoekoさん、ヘアにはこのお飾り、最初はついていませんでした。私がこっそり持参し、カチューシャをつけて頂きました。彼女のワンピースは、ベルベット素材。夜のシーンに映える、こうした会に相応しい素材ですが、スカート丈は非常にベーシックです。薔薇とチュールのカチューシャがあることで、ドレスアップへ、1段階フォーマル度がアップ。ワンピースが半袖デザイン、というところも、夜のシーンでは逆にフォーマル度は下がるんです。でも、一枚で着れてすっきり、という利点もありますね。
服同士の相性について
では、次からは相性がよいカップルコーデバランスのエデュケーションを。
Yuno氏もブラックタイにタキシードをご着用。ハットは私の私物ですが,持っていると渋いですね~お若い頃購入されたタキシードだそうで、少しサイズが小さめに。スラックスの丈が短いことが気になるー!という方は多いかも。確かに~もう少し長ければ、なんですが、不思議と普段からゆうさんを知っている私たちには、この丈すら持ち味に見えちゃったんですよね~
「あえて」のこの丈?とぎりぎり思わせる感じも。でもはじめてお会いする方は気になるだろうな、ということで、こうした場合、もうお洒落上級者のフリをして、ソックスを思い切って水玉柄にしてしまうとか、演出してもよかったかもね。
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なぜなら、ゆうさんは普段こんな方なんですもん。
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Hiromiさんは、意外や意外、ブラックドレスを持っていない!と急遽
手持ちのワンピースとチュールスカートの重ね着で。チュールという素材が
夜の華やかさを演出するので、カジュアルな着方ですが、夜のフォーマルな気分を醸し出していますね。ヘアアクセサリー効果もあって、ゆうさんの隣がばっちりです。独特の感性(持ち味)が、二人に何らかの流儀があるように感じさせる、そんな空気が、あっていますね。
タキシード持ってないよ、な場合。
そして、一見タキシードスタイルに見える、こちらのブラックスーツスタイルのIchikawa氏。タキシードは持っていたけど現在サイズが合わなくなった、ということで、ブラックスーツを代用。ポケットチーフの刺し方の美しさや、こうした場のこなれ感(マインド)でバランスよい、ブラックタイスタイルになっています。もちろん「これは間違いだ!」と言いたい人はゼロではないとは思うけど、この日はジランドール。かなりのドレスダウンが許される場でもあり、他のメンバーとの空気を合わせてくれたスタイルは、私はOK.問題ありません。
ブラックタイをカジュアルに着ることも、今後楽しめばよいことなので、それこそ基本をわかってのことなら大丈夫です。で、さきほども登場のtoekoさん、この場合は頭のカチューシャとったほうが合いますね。ベルベットのワンピースだけで十分、このカップルの場合であれば、半袖ワンピースもスマートにマッチする、相性がいい、ということになるんです。
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なので、Erinaさんのカジュアル度高めの、セットアップスタイルとも相性がいいですね。露出度が低めのモードな要素が強い装いですが、お顔立ちやメイクアップが柔らかめ。もともとのお顔立ちの品格で、服がモードに偏り過ぎない、このコーディネートは、着る人によってはアバンギャルドにかなり寄るんですよ。
Ichikawa氏のブラックスーツ自体も、スーツで「黒」を持っていること自体、少し「攻め」ですから (ビジネスでは、まぁ黒は着ないが正解かなぁ、日本は少し事情が違うけど世界的に見て、ブラックスーツはビジネスにはあまり相応しくないんですわ)
こうしたシーンで、すこしモードカジュアルな女性が横にくると、相性がいいのです。
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例えば、もし私が彼とのバランスをとるなら、こういうドレスを選びます。
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普段から「機会」を作る。
伸びる秘訣、、人に教える行為。
Ichikawa氏には、この会の数日前、私のとある仕事を手伝って貰い、そこでボータイの結び方を聴講者へ披露したという経緯もあり、慣れたもんです。笑 そうした積み重ねがあると、いざ!はスムーズ。
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これをいきなりやるのも、まぁいいんですが、うーん できればブラックタイスタイルを経験して欲しいなーと正直思います。こうして遊んだ際に、その違いが出るかなー。
また 前出のSakurada氏がコナレテいるのは彼の仕事経歴からで、大手商社勤務生活の中では海外の経験も多く、こうしたシーンは多々経験済み。それでもブラックタイ手結びは持っていても、なかなか使いこなせてはいなかったんだって。なので、私の講演会仕事を手伝って貰い、そこで聴講者の皆さんの前で結び方を披露。
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この日の講義の様子は、確か投稿したなぁ ↓ これだ
ブラックタイ ボータイの素材や形の種類
実はたくさんあります。
ブラックタイの別珍素材が、なかなかお洒落なYonekuta氏、ボーラーハットは私からの貸し出しですが、よくお似合い!なんだかお洒落を楽しむ若いカップルのように見えますなぁ~。Yonekura氏は、急遽この会に召集された時点では「もう 勘弁してよ!」というほど、リアルが想定できていなかった人なんだけど、ぜひご感想をお読み頂ければ。
この会の、最後のほうに参加者の感想ありです。だいぶスクロールしてね。
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メルカリやH&M使う?
タキシードは持っていませぬ!ということで、ボータイの購入に走り
ドレスシャツはメルカリで見つけたんだそう。ほら!なんとかなるじゃーん。スーツはお手持ちのもので一番ダークな色目のものを着用。
ボーラーハットと、手結びボータイの威力、ご本人が醸し出すお人柄が
装いをかなりカバーしていい感じです。
二人のたのしさも伝わってくるよう。
そう、もっていないから、とか、そんな場いくことなんかないから、とか
買うには予算が、とか、ぜんぶいい訳、そんなん どうにでもなるんです。
予算については、もちろんこの一着を選ぶ場合は、上質、と書きましたが
Erinaさんのように、カジュアルなスタイルの想定でコーディネートを仕上げ
若々しさを出しているような場合、遊びでチャレンジチョイスも問題ありません。
実はこちらのブラウスは H&M.なんだよね~
今期のH&Mは、私も数枚パーティー用にゲットしたけど、ほんと秀逸。
ファストファッションも十分使える、チョイスの対象なんですよね。
ただ、このお二人が、二人の個性をもっと出そうとするなら、どうせタキシードを着ないとすれば、白シャツじゃなくても、ダーク色のシャツでも
クールですよ。ただジランドールにはどうかな?という点。
ブルーノートなど音楽のシーンなどにいいかもね。
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ただYonekura氏はタッパがあるので、タキシード上下揃えたら、かなりの存在感、格好良くなるよ!少なくともタキシードジャケットを調達すると世界が変わるかも。隣に並びたい!というオーラになる人です。
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そうした持ち味を生かすタキシードスタイルもあるよ。ボータイはキャラ的には一番はまるかもなぁ。ブラックタイじゃなく、カジュアルなほう。
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私がYuno氏の横に並ぶなら、クラシックロングドレスじゃなく、リトルブラックドレスにしたかなぁ。彼の細さやチャーミングな個性、に相応しい
例えばこんな感じ。
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今回はブラックドレスの解説にはなっていますが、本来
カラードレスでももちろんいいわけです。
ただ、しつこいようですが、会場貸切でもなんでもない、他にもお客さまがいらっしゃる中での8人グループ。ジランドールの装飾、背景とのマッチで奇をてらわない配慮、ということでの「黒」なんです。
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なぜ?ちょっとうるさい気もします。このあたりは感覚なのですが。
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奇をてらいませんが地味になるわけでもない、ブラックの魅力も同時に感じてくだされば嬉しいなぁと。
ドレスコードについては、第1回、第2回、第3回もオール網羅していただければ理解が深まるし、興味も出てくると思うので、この週末にでもぜひとも。
ドレスコード・1~3回まとめて学ぼう
番外編。
これいいでしょ。半年間 Zoomでマインドフルファッションを学んできたメンバー、やっとリアルで会えたね!なハートがあふれ出るシーンで大好きだーー!
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次回はドレスコード たぶんラスト会。
フォトシューティングの様子と、ドレスコードのまとめ、を。
シリーズで20回は書けそうなドレスコードですが、出版したほうがよさそうね、と書きながら思ったりしました。今まで10冊以上、自分の本を出してきましたが、ドレスコードに特化したものはないんだよなぁ。
かといって 決まりを守れば素敵ってもんじゃなく、
足し算やりつくして てんこもった経験は何より大事。
基本から入った、はい、間違いないでしょ、も見たらわかります。
新入社員?のような空気感だったり。
ドレスコード本って お決まりのぐぐったら出てくる表みたいなのしかないし リアルな実態に基づいたものがない気がしてます。
ドレスアップからドレスダウンの方法なども、考えてみたら具体的なもの、ないよね。こうしてまとめていると「気づき」が多いです。
がんばろーっと。
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