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赤信号でも右折はできる

信号の機能は本当に優れていると思います。

赤信号は止まれ。
緑は進め。

こんなシンプルなシステムで、大都市も小さな町もちゃんと機能しています。

赤信号であれば、止まる。青信号であれば、進む。というシンプルなルールのおかげで人や交通の流れが安全でスムーズに回ります。たまになんらかの理由で混乱を招いたりもしますが。


人生にも、この信号機があるように思っています。

赤信号の時。
風邪をこじらせてしまった・・・立ち止まって、身体を休めないといけない。

仕事に行こうと思ったら、身体が動かない・・・立ち止まって、何が原因か見つけないといけない。

自分の家が火事になってしまった・・・立ち止まって、家をなんとかしないといけない。


または、渋滞の時。

前へ進みたいのに、道が渋滞していて、流れが遅い場合。
その時は、無理に急がず、足踏み状態かもしれないけど、ゆっくりな流れだからこそできることをする。ここで無理に前進すると、事故になり、もっと時間がかかってしまう。

青信号の時。
何も目の前に障がいがない状態・・・手をあげて(堂々と)前進あるのみ。

今日もいつもと同じような状態・・・いつも通りが当たり前と思いがちだけど、ありがたい状態。



そんなことを信号を見る度にもう何年も空想していますが、ふと、赤信号でも右折はできる!ということに気づきました。

これは、アメリカの交通ルールなのですが、右側通行のアメリカ(多分ほとんどの州で)は、交差点で、周りを確認して問題が無ければ、右折はして良いという決まりになっています。(右折がダメと書いてある時はダメだけど)

左側通行の日本だったら、「交差点で誰の邪魔にならない」と確信すれば、左折しても良いという感じです。

ずっと目の前が赤信号、つまり、体調が悪いとか、前進できない時、それは休むべき、というサインだと思っていたのですが、目の前が塞がっていても、周りを確認して大丈夫そうなら、『一番近い選択肢に進んでも良い』ということになるのです。


すごく疲れて仕事に行きたくない、行かれない、もう身体が悲鳴をあげている・・・そこでストップ(赤信号)がかかりますが、大好きな温泉なら行かれる(笑)とか・・・そういうのが赤信号でも右折OKみたいな感じかなーと。


もう苦しくて前進できない〜と思っても、もしかしたら本心の自分に一番近い選択肢が、開いている&空いているかもしれない!

目の前の扉が閉ざされていても、もしかしたら、もっと近いところに違う可能性が待っているかもしれない!

そんな空想をしていました☆



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